【ドラクエ8】旧き世界の星雲7

冒険の書247 ページ3

「ゼシカはマジックバリア、終わったらバイキルト。ククールはひたすらスクルト、ベホマラー。ヤンガスはかぶと割りで弱らせて！」




「もう大体のパターンは分かってるさ。スクルト！」



「マジックバリア！」





エイト達はお互いに顔を見合わせながら、補助を固めた。


ゲモンは負けじと炎を吐くが、ゼシカにあっさりフバーハをされてしまったため、全然効かなかった。


大量の暗黒鳥とデスターキーを呼び、攻撃任せにしてきた。





「半殺し以上でも構わん！全員まとめて殺せぇー！」



「ついにやけくそになった？あの世に逝け！ライデイン！」



「ベギラゴン！」





その大量の軍勢もライデインとベギラゴンで踏みにじられ……





『ブリザーラッシュ！おしまいっ！』



「グゲェアア…！！」





Aのブリザーラッシュで呆気なく膝をついた。

ラプソーンの腹心はそんなものかと言われるくらいに弱かった。





「馬鹿な…。こ、こんな強い人間がいるなど…。

…そうか、レティスだなっ！奴がこの俺を倒させるために光の世界から貴様達を……。

お…おのれぇ！そうと分かればこのまま倒されてなるものかっ！」




『何をする気っ！？』




「奴の卵も道連れにしてやる！死なば諸共よっ！」





ゲモンは卵を道連れに自爆する呪文を唱えた。

ゲモンの身体が光り出すのを見て、Aはメガンテだと見抜き、ゲモンの身体に剣を突き刺した。


ゲモンは血みどろになるが、構わなかった。





『卵もろとも消滅する気だね。させない！！』




「貴様ら人間に…止めることができるとでも？

残念だったな。卵もおしまい、そして…我先に剣を突き刺した貴様もおしまいだ。

このゲモンを謀ったことを後悔するがいいっ！グハハハハ……」




『そういう奴なんだ。自滅して私達もろとも巻き込む気だね。

そうはさせない。自滅するのはお前だけだということを知らしめてやるからな！！！』




『……ジュイン、マ……クバ……ア…！！！』





爆発的な光がゲモン、卵、そしてAを見えなくし、最後に何か呪文を唱えた時の音が聞こえた。


ゲモンのメガンテにより、大爆発が起き、熱風がエイト達を襲った。

そこからのことは……あまり覚えてないようだ…。





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿____





熱風に襲われたエイト達は恐る恐る目を開けた。

そこには、マジックバリアが張ってあり、どうやらメガンテから救われたようだ。

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