冒険の書83 ページ7
『ほら、さっきまでしけた顔してたけど、今はもうしてないでしょ。嫌なことはあまり気にしない方がいいさ。
じゃないと、君のイケメンが台無しになるよ』
ククールは唖然としていたがその後、やれやれと思いながら髪を拭いた。
「おいおい、今さら俺の魅力に気づいたのかよ。…全く、Aがそんな悪戯好きだとは思わなかったぜ。
……でも、ありがとな」
ジュインはチュン！と鳴くと、もう一度水の入ったコップをククールに向ける。
『お望みなら何回でもジュインにやってもらうけど？』
「やめてくれ。つーか、いつからその鳥いたんだ？」
『サヴェッラの時から。一緒に行きたかったみたいだった…かな？』
「かな？って何。…まぁ、いいや。ところで、他の奴らは何してんだ？」
Aは錬金釜で何か作っている事を言う。
ククールはため息を吐く。
何かあったのかと聞くと、以前にエイトから錬金釜で作った赤いチーズを貰ったらしい。
食べてみると、物凄く辛く、口から激しい炎が出た。
そして、エイトとゼシカがそれを見て爆笑していたと。
「だからまた嫌な物作ってんじゃねぇかってな」
『あーそういう事…』
話終えたのと同時に，チーン！と綺麗に音が鳴った。
例の作っている物が出来た合図である。
「出来たー！！！！ククールーー！！！！！」
「うるせぇ。…で、何が出来たんだ、エイト」
奥から出てきたヤンガスが白い弓を投げると、ククールはそれを取る。
ククールは？を浮かべる。
「君のクロスボウがあったでしょ？それを使って作ったんだ」
『へぇ〜、何を合わせたの？』
「待っていたよ！…そう！これはクロスボウとガーターベルトを合わせた………
その名も、エロスの弓！！」
聞いた瞬間、ククールは飲んでいた水を吹き出した。
「あははははっ！！待って…笑えるんだけど」
「げーすげすげすげすっ！」
『あぁ〜エロスって確か、愛欲の神…だっけ。これに射られた者は、最初に見た相手を愛するようになる弓…
えぇ…』
「いや、お前らそれ以前にエロスって言葉を繰り返すな！
何か…その……恥だから！！」
エイトに向かって礼を言うと、ククールは直ぐ様に部屋に戻る。
また黒歴史的な物を生み出してしまったエイトは、現在の位置を確認した。
(ヤンガス、ゼシカは笑い、Aはジュインと遊んでいる)
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水竜ルカ(プロフ) - リスタさん» こちらこそ、リクエストありがとうございました！ (2021年8月11日 10時) (
レス) id: 1c18505a05 (このIDを非表示/違反報告)
リスタ - リクエストに答えてくれてありがとうございます！ピカチュウ「ピカチュウ〜♪(ホメロス〜♪)」きっとホメロスになついてしまいましたね♪本当にありがとうございます！ (2021年8月11日 0時) (レス) id: 85e8ed9632 (このIDを非表示/違反報告)
水竜ルカ(プロフ) - リスタさん» か、可愛い！？ありがとうございます！双頭の鷲が仲良くしてたらいいですよね！魔軍司令ホメロス君もやれそうなので、期待に応えられるようにします！！ (2021年8月6日 23時) (レス) id: 597f6561ca (このIDを非表示/違反報告)
リスタ - リクエストに答えてくれてありがとうございます♪双頭の鷲と仲良くね♪ピカチュウ「ピカピカチュウ♪(グレイグ〜♪ホメロス〜♪友達になろうよ♪) 」可愛いですね！ (2021年8月6日 18時) (レス) id: 85e8ed9632 (このIDを非表示/違反報告)
水竜ルカ(プロフ) - メテオさん» ありがとうございます！更新できるよう頑張ります！ (2021年7月3日 20時) (レス) id: 70638f7983 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：竜灸 | 作成日時：2021年6月25日 22時
