冒険の書4 ページ6
とりあえず僕達は言う通りに伏せた。
『ヒャダルコ！！』
僕達を囲っていた大半の魔物は氷呪文のヒャダルコで消滅した。
ゼシカの後ろにいたデンデン竜もヒャダルコの餌食となり既に居なかった。ヒャダルコの威力にビビったのか他の魔物は逃げていった。強し。
『大丈夫でしたか？』
「うん、助けてくれてありがとう！君は強いんだね」
『そこの女性の方達も大丈夫でした？』
「まさか背後からくるとは思ってなかったけど助かったわ。ありがとう」
「ありがとうでげす」
「君は何処から来たの？」
『私？私は……ポルトリンクから来たの。でもね、特にこっちに来た目的はないんだ。ただ気ままに旅をしているだけだからさ』
「そうなのね。でもさっきの呪文は凄かったわ！もう一回見てみたいわ！」
『いいよ！』
ゼシカとその人はさっきの呪文の話をしている。
そこへトロデ王がやってきた。
「エイトよ、何しとるんじゃ？そこの娘は誰なのじゃ？」
「嗚呼、王様。あの方は僕達を助けてくれた人です」
「そうか。エイトを助けたということは強い奴なんじゃな」
「はい……ねぇヤンガス、確かあの人は目的がないって言ってたよね？」
「そうでかすが…？もしかして兄貴、あの人を？」
「うん、そうだよヤンガス。察しがいいね。王様もよろしいでしょうか？」
「わしは別にいいぞい。強いのがいるほど安心できるからな」
そして僕は彼女に話しかけた。
「あの…、ねぇ君」
『ん？』
ー僕達と一緒に行かないか？と。
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水竜ルカ - メテオさん» 返信遅れました。コメントありがとうございます！頑張ります！！ (2021年4月29日 13時) (
レス) id: 6d7c17fb01 (このIDを非表示/違反報告)
メテオ - 更新頑張ってください！面白いです！！ (2021年4月20日 20時) (レス) id: 2801cd44d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：竜灸 | 作成日時：2021年4月2日 14時
