【最遊記】桃源郷の魔法使い〔壱〕 (ページ38)

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Drug and booze② ページ38

悟浄「まーた灰皿くらいたいワケェ？カコーンってな」

男「！てめェかさっきのは！？」

すると、男は料理が並んだテーブルを蹴りひっくり返した

悟空「てめえ！やっちゃイケねェことやったな！？絶対許さねェッ！」

悟浄に加え、激怒した悟空までもが男達と喧嘩を始める

三蔵「オイ。妖怪どころか人間とまで争ってどーする」

八戒「血気さかんですねェ」

「あの、大丈夫ですか？」

店員「え、えぇ。ありがとう」

Aはニコッと笑って手を離した

店主「飛(フエイ)さんやめとくれよ！店がボロボロになっちまうっ」

飛「るせぇ！」

店主「勝負をつけたきゃいつものヤツにすればいいじゃないか！な？」

悟浄「いつもの勝負ぅ？なんだそりゃ。麻雀か？早撃ちか？」

飛「フン。酒場の勝負といやあ決まってんじゃねーか」

お酒の瓶を取り出してテーブルに置く

飛「飲み比べよ」

(・＿・)ｼｰﾝ……

飛「…お前ら今あからさまにイヤな顔しなかったか？」

悟浄「いや…何となく…なんつーか、こぉ…」

飛「ま、最初から勝負にゃなんねェか。そっちにいるのはガキ2人と見るからに貧弱な坊主だもんなぁ」

「ﾑｯ…子供はこの子だけ。私は立派な大人」

悟空「ちょ、A！俺だって((」

三蔵「店主」

店主「は？」

三仏神名義のクレジットカードを取り出した

三蔵「この店中の酒、一滴残らず持って来い」

顔に“コロスマジコロス”って書いてる

店主「は、ハイッ！」

八戒「…飲む前から目が座ってますけど〜？あ、いつもの事ですね」

悟空「わーい酒だ酒だー♡」←未成年

そしてテーブルにお酒が並べられた

飛「ヨォシ勝負は5対5！先に全滅した方が負けだ。いいか！」

悟浄「おうよ！」

店主「始め！」

そしてしばらくして…

相手側は、飛さん以外テーブルに突っ伏していた

飛「…口だけじゃねーようだな」

悟浄「こんくらい何だよ。こっちゃまだまだ余裕だぜェ。なあ悟空…」

悟空「ぐー…むにゃむにゃ…」

飛さんも悟浄も顔が赤いし、悟空は寝てしまっている

悟浄「起きろこのサル〜！」

「そんな乱暴しないの。寝かせてあげよーよ」

テーブルにガンガン悟空の頭を打ち付ける悟浄の手を止めるA

飛「ふふん。そのガキはリタイアの様だな」

悟浄「そっちこそてめェ以外全滅じゃねェか」

飛「残念だな。俺はこの辺じゃ飲み比べで負けたこたァねーんだよ」

八戒「じゃあどーせだから、もう少し強いお酒下さーい」

「そーだね♪お願いしまーす」