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ドゴォ…ン！
「「「「「！！！？」」」」」
巨大な
「オヤジィ！！」
「子が親より先に死ぬなんてことが、どれ程の親不孝か…てめぇにゃ分からねぇのかスクアード！！！付け上がるなよ！！お前の一刺しで揺らぐ命じゃねぇ…！！誰にでも、…っ、寿命ってもんがあらぁ……」
「ここでの目的は果たした…もう、俺達はこの場所に用はねぇ！！！……ゲホッ」
行きも絶え絶えになりながら、白ひげは続ける。
「今から伝えるのは……！！最期の船長命令だ……！！よォく聞け…白ひげ海賊団！！！」
「「「「「！！？」」」」」
「お前らとはここで別れる！！！！全員！！必ず生きて！！！無事、新世界へ帰還しろ！！！」
「行けェ！！野郎共ォ！！！」
最期の船長命令に泣き崩れる者や、それを諭す者。はたまた命令を信じられず拒否するが者がいる中、白ひげは呟いた。
「随分長く旅をした……
「エースに気遣うことも無くなった今……奴は本気で、このマリンフォードを海に沈めるつもりだ！！！己の命と一緒に……！！」
「時代に…“
「海兵！降ろせ！」
『それは無理だ。ここで叫びなさい』
「…っ！」
「オヤジィ〜〜〜！！！」
エースの叫び声に気付く白ひげ。
「………言葉は要らねぇぞ……1つ、聞かせろエース」
「…俺が、親父で良かったか……？」
「勿論だ……！！！」
立ち去ろうとした時、白ひげがAに言葉を掛けた。
「娘……！！」
『！？』
驚くA。
『エースを頼む……！」
『！』
Aは帽子を取り、白ひげに畏敬の念を込め、敬礼をした。
『……命に代えても！！』
「グラララ……！」
白ひげはAの返事に満足し、笑ったのだった。
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作者名：斉和 | 作成日時：2023年11月16日 19時
