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「一繋ぎの大秘宝 は実在する！！」
「……！！！貴様っ！！！！」
「ゼハハ！！」
許せ息子達…とんでもねぇ馬鹿を残しちまった…俺はここまでだ。
────お前達には全てを貰った。
.
“おかしいぜ、海賊が財宝に興味ねぇなんてよ”
“お前、一体何が欲しいんだぁ？”
“……”
“おい、ニューゲートォ！！”
“……ガキの頃から…欲しかったものがある”
“おお！！あるのか！教えてみろ！”
“……”
“家族”
“なんだそりゃあ！ぎゃはははは……”
.
感謝している さらばだ息子達……！！
『……白ひげ……』
足を止めたAは白ひげの姿を見る。
「……ん？…し…死んでやがる……立ったまま！！」
白ひげ死す────
死して尚、その体は屈することなく。
頭部を半分失うも、敵を薙ぎ倒すその姿はまさに“怪物”
この戦闘によって受けた刀傷 実に260と7太刀──
受けた銃弾 100と52発── 受けた砲弾 40と6発──
然りとて───
その、誇り高き後ろ姿に。
或いは、その海賊人生に。
一切の“逃げ傷”無し！！！
.
＊ ページ12
.
A達が逃げている間に黒ひげが登場し、白ひげに一網打尽にされたのも束の間。
インペルダウンLEVEL-6の死刑囚達が加わった黒ひげ海賊団全員が白ひげに銃弾と太刀を浴びせる────
「お前じゃねぇんだ……はぁ…はぁ…」
「！！…まだ生きてんのかよ！！！」
「ロジャーが待ってる男は…少なくともティーチ、お前じゃねぇ……」
「あ！？」
「ロジャーの意志を継ぐ者達がいるように、血縁を絶てど
───そうやって遠い昔から脈々と受け継がれてきた……！！
そして未来…いつの日か、その数百年分の歴史を全て背負って、この世界に戦いを挑む者が現れる……！！！
センゴク…お前達、世界政府は…いつか来る…世界中を巻き込む程の巨大な戦いを恐れている！！！
興味はねぇが…あの宝を誰かが見つけた時……世界はひっくり返るのさ……！！
誰かが見つけ出す
「……！！！貴様っ！！！！」
「ゼハハ！！」
許せ息子達…とんでもねぇ馬鹿を残しちまった…俺はここまでだ。
────お前達には全てを貰った。
.
“おかしいぜ、海賊が財宝に興味ねぇなんてよ”
“お前、一体何が欲しいんだぁ？”
“……”
“おい、ニューゲートォ！！”
“……ガキの頃から…欲しかったものがある”
“おお！！あるのか！教えてみろ！”
“……”
“家族”
“なんだそりゃあ！ぎゃはははは……”
.
感謝している さらばだ息子達……！！
『……白ひげ……』
足を止めたAは白ひげの姿を見る。
「……ん？…し…死んでやがる……立ったまま！！」
白ひげ死す────
死して尚、その体は屈することなく。
頭部を半分失うも、敵を薙ぎ倒すその姿はまさに“怪物”
この戦闘によって受けた刀傷 実に260と7太刀──
受けた銃弾 100と52発── 受けた砲弾 40と6発──
然りとて───
その、誇り高き後ろ姿に。
或いは、その海賊人生に。
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作者名：斉和 | 作成日時：2023年11月16日 19時
