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「お前ら下がってろぉ！！！」
「ジョズ！！！」
ジョズが叫び、巨人の2倍以上もある氷塊を巨人海兵達に向かって投げ付けた。
「ウオオオオオ！！！止めてみろォオ！！！」
「───まったく。わしらが出払ったら誰がここを守るんじゃぁ」
腕をマグマに変化させるサカズキ。
数秒、氷塊の落下を待つ。そして、
「大噴火！！！！」
巨大なマグマの拳が巨大な氷塊を跡形もなく一瞬で蒸発させたのだった。
それと同時に、マグマの塊が隕石の様に海賊達や海賊船を襲う。
その光景はまるでこの世の終わりだった。
白ひげは飛んで来たマグマの塊を武器で刺し、自身の足場の破壊を防ぐ。
「派手に点火しやがって……」
そして、さも当然の様に息を吹き掛けて火を消したのだった。人間の肺活量とは一体……
「誕生ケーキにでも灯してやがれ。マグマ小僧」
「フフフ…派手な葬式は嫌いか。白ひげ」
「A！」
『蘇芳』
「お前今までなにしとったんや！急におらんくなるし！」
『なにって…戦ってましたけど』
この短い会話の最中に、流れ弾やら敵の武器が幾度となく降りかかるが、2人はなんなく回避していた。
それに痺れを切らした敵が突っ込んで来た。
「ウオオオオオ！！ナメてんのかテメェら！！！」
『「正拳突き/斜状蹴り」』
ドゴォン！
2人は言い合いをしながら、次々と敵を薙ぎ倒していくのだった。
見事に地面にめり込んだ敵を見て、仲間の将校が呟く。
「あいつら…こんなに強かったのか？」
「戦闘に参加すること自体珍しい2人だからな……まるで鬼神だな」
ゴクリ…と生唾を飲み込むのだった。
移動していると突然、大きな鉤爪が現れ蘇芳に襲いかかる。
「！！」
咄嗟にバク転で攻撃を躱した蘇芳は素早く立て直し、構える。
「……何年ぶりや？大きくなったなぁ。“不死鳥マルコ”」
「それはこっちの台詞だよい。“足刀の蘇芳”」
視線が合うとバチバチと火花を散らせる2人に疑問符を浮かべるA。
『え、待って知り合い？っ、うわっ！』
Aの頬に弾丸がかする。傷から一筋血が流れた。
「敵前でよそ見とは……暢気だなお嬢さん」
『……色男にお嬢さんって呼ばれるとか……滾る』
「滾んな！阿呆！！」
「随分変わったお嬢さんだな！！」
ドンドン！と銃声を上げ、Aに弾丸を撃ち込む。
Aは難なく避け、イゾウに近付き髪に触れキスをした。
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Miho／ミホ(プロフ) - 今出ている話を全て読ませていただいたんですが、最高に面白いです…!!!!オリジナルキャラの蘇芳がめちゃくちゃ好きです！物語も面白くてドキドキしました！これからの更新楽しみにしています！頑張っください！！ (2022年8月17日 20時) (
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作者名：斉和 x他1人 | 作成日時：2022年5月21日 23時
