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「………A、さんは人が悪いのう……」
ジンベエは俯き、滲んだ涙を隠した。
『ふふ。本心を言ったまでです。─────ジンベエさん、また貴方と太陽の下で逢えるのを待っています』
「………ああ。
この言葉を最後に、ガープとAは地上へ戻って行ったのだった。
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ポートガス・Ｄ・エース公開処刑まで、あと６日。
白ひげが監視船を全滅させたことにより、海軍本部は一層、緊張感を増し───
マリンフォードの港には各地で名を挙げる屈強な海兵達が続々と着港。
正義の名を持つ全ての戦力が海軍本部に集結していた。
一方、聖地マリージョアでは既に召集された七武海の海賊達にも戦闘陣営が伝えられるが、
只、１つだけ理解できることは、彼らが一丸となって戦うことは、まず考えられない────
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あれから４日と半日が経過し───海軍本部に戻ったガープとAはセンゴクの所へと向かった。
「ぶわっはっはっはっはっはっはっ！！」
「何が可笑しい！！！ガープ！！！」
未だ爆笑しながら煎餅をバリバリと音を立て食べるガープ。
「この世界の海を揺るがす一大事に、輪をかけた面倒を起こしてくれおって……！！
エニエス・ロビー及び天竜人の事件に引き続き！！全てが前代未聞だぞ！！！💢」
『あはは……お怒りごもっともです……』
Aの言葉に一つ溜め息を吐き、センゴクは話を続けた。
「２０年前の金獅子の脱獄を失態としても……それを最後に２０年間！！何十万人もの囚人達を、たった１人の脱獄囚も無く、ましてや侵入者など歴史上１人も出さず！！鉄壁を守り抜いた大監獄インペルダウン！！！その名に泥を塗り、今史上初の侵入者となった男が、何故また貴様の孫なんだガープ！！！💢」
「やりおるわい！！流石、我が孫！！」
『ははは……(麦わら君は海軍にとってトラブルメーカーだなぁ)』
怒り心頭のセンゴクと楽観的に見えるガープに苦々しく笑うしか無かったAだった。
「バーソロミュー・くまめ……！！シャボンディ諸島で麦わらの一味を“仕留めた”などと……！！やはり嘘だったか……！！」
「七武海の言う事など信じとった訳でも無し……！！しかし、どうやってあの軍の包囲網を潜り抜けたのか……」
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Miho／ミホ(プロフ) - 今出ている話を全て読ませていただいたんですが、最高に面白いです…!!!!オリジナルキャラの蘇芳がめちゃくちゃ好きです！物語も面白くてドキドキしました！これからの更新楽しみにしています！頑張っください！！ (2022年8月17日 20時) (
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作者名：斉和 x他1人 | 作成日時：2022年5月21日 23時
