TIME.22 ページ32
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「────Aはここへ来るのは初めてか？」
『……はい。ましてや最下層なんて、将校以下の海兵には永遠に無縁でしょう』
「そうじゃな……」
ガープとAは看守に案内され、ある人物達のいる牢屋の前に並んだ。
「おーおー…無残な姿に……息はあるのかエース……」
「ハァ…ハァ…」
「……ジジイ」
エースはギロリとガープを睨んだのだった。
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────時を遡ること１時間前。
Aは自室にて世界経済新聞、“世経”の速報記事を読んでいた。
そして、とある一面記事に手が止まる。
『……“火拳のエース、インペルダウン投獄”、か……』
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TIME.22
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“頂上戦争”編───開幕。
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コンコン
扉がノックされ、キィ…と静かに開く。
「───A。少し、付き合ってくれるかのう」
『ガープさん？』
Aの自室に来たガープは一言そう伝える。
一瞬、寂しげな表情が見えたような気がしたが、黙ってガープの後を追ったのだった。
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────冒頭へ戻り、現在。
「“殺 せ”じゃと…？躍起になるな馬鹿者……！最早、何をしようとも無駄じゃ……今更、お前が死んだ所で白ひげが止まる事は無い…もう、誰にも止められん………！！」
「………………！！！」
「───わしらは“海の王者”を……怒らせたんじゃ」
『………』
Aは二人の会話を静かに聞いていた。
ただ、視線はエースと同じ牢の中にいる人物に向けられていた。
その男と目が合う。
(……A、さん……)
その男───ジンベエは目が合うと、一瞬俯く。
そして再び、視線を合わせたその時。
Aは安堵した様な、優しい表情をしていた。
ジンベエは言葉を失い、ただ見ていた。
「…………」
“貴方が生きていて良かった”
そう、聞こえた気がした。
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「お前とルフィにゃあ、立派な海兵になって貰いたかったがのう。海兵どころか大変な
「…………！！」
「ああ……そういやルフィに、親父の話をしたんじゃ……父親がおることにビビっておったわい」
「そんなもん……知ろうが知るまいが……迷惑なことに
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Miho／ミホ(プロフ) - 今出ている話を全て読ませていただいたんですが、最高に面白いです…!!!!オリジナルキャラの蘇芳がめちゃくちゃ好きです！物語も面白くてドキドキしました！これからの更新楽しみにしています！頑張っください！！ (2022年8月17日 20時) (
レス) @page20 id: 42a2ebe18e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斉和 x他1人 | 作成日時：2022年5月21日 23時
