TIME.14 ページ3
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ある日、書類を提出するため廊下を歩いていた。
Aは大将の部屋をノックする。“どうぞー”と声が聞こえ、扉を開けた。
「あ、やっぱAちゃんだった」
『？青雉大将どうかされました？』
クザンはちょうど通話を終えたらしく、受話器を持っていた。
「いやー今、報告があってね。スモーカーがローグタウン出たって」
『ぶっ』
思わず吹き出すA。
「まぁ、あいつのことだから理由があるんでしょ。俺は止めねぇよ」
『……青雉大将は良くても、他の人達が黙って無いと思いますが……』
「まぁ、なんとかなるでしょ」
「はぁ…」
Aはクザンに書類を渡し、部屋を後にした。
自室へ戻ると、絶妙なタイミングで電伝虫が鳴いた。
『はい、A』
「“あ、Aさん！たしぎです！”」
『たしぎ！久しぶりだね』
「“お久しぶりです。あ、Aさんにお伝えしたいことが。えっと……”」
『スモーカーがローグタウンを出たって聞いたよ』
「“！ご存じだったんですね…！”」
『クザンさんに聞いてね。何かあった？』
「“はい。そのローグタウンで────”」
たしぎは事の経緯を説明し出した。
「“─────ということがありまして。今、麦わらの一味を追っています”」
『麦わらの一味……ああ！この前ブランニューさんが議題に上げてた奴らか』
「“！そうなんですか”」
『うん。
ふふっと笑うA。
「“……Aさん楽しんでませんか？”」
『え？いやだって中々面白い子だなと思って』
「“もう〜…あっスモーカーさん！わっ”」
電伝虫の擬態が変わった。
「“……サボりかA”」
『管轄を放棄してる君に言われたく無いなぁ〜。…んで、何があったの？麦わらの一味と』
しばらく音声が途切れる。どうやら移動しているようだ。
「“……お前は死刑台で笑った海賊を見たことがあるか？”」
『……無いね』
「“笑ったんだよ。あの麦わらの男が…。22年前、あの死刑台で笑った“海賊王”ゴールド・ロジャーと同じ様に”」
『……』
「“あいつはあの瞬間、本気で自分の人生が
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Miho／ミホ(プロフ) - 今出ている話を全て読ませていただいたんですが、最高に面白いです…!!!!オリジナルキャラの蘇芳がめちゃくちゃ好きです！物語も面白くてドキドキしました！これからの更新楽しみにしています！頑張っください！！ (2022年8月17日 20時) (
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作者名：斉和 x他1人 | 作成日時：2022年5月21日 23時
