TIME.20 ページ26
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ある日、聖地“マリージョア”の一室にて。
「バーソロミュー・くま…！！貴様の能力を持って逃げられただと！？もっとマシな言い訳をしろ！！上に報告するのは私だぞ！！」
「ぶわっはっはっはっは！！流石はわしの孫！！」
「黙っとれガープ！！！」
「全員抹殺との政府の特命を受けながら、麦わらの首一つ持ち帰らんとはあるまじき醜態……」
「……的を射ている」
「何をォ！？💢」
「安心せいセンゴク。ルフィはモリアを倒したくらいのことで触れ回るような小さい男じゃないわい！！」
「ふん…！！くま…貴様、負傷した海賊達に同情したわけじゃあるまいな？お前が見逃そうと、あの一味への追撃は最早止まんぞ。奴らは
「……だろうな」
「あ、そうじゃ。わし、新茶を持って来たんじゃった！！Aに淹れて貰おうかのう！センゴクお前は煎餅だせ！！」
「黙っとれガープ貴様ァア！！！💢」
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『……で、お茶を淹れさせるために呼んだ、と』
「すまんなA……」
『いえ、センゴクさんのお顔を見れて嬉しいので大丈夫です。最近お会いできてなかったですし』
「……お前のその言葉で私は救われたよ。ありがとうA」
まるで実の子を愛でるように頭を撫でるセンゴクにAは応えるように優しく微笑み返す。
その様子をソファに座って見ていたガープは話を続けた。
「わっはっは！すまんのうA！お前の淹れる茶が飲みたかったんじゃ！！」
『！……マニア冥利に尽きますね。ありがとうございます』
一瞬、驚いた表情をするA。そして徐々に顔が綻び、照れながら笑顔を見せた。
その様子を見ていたセンゴクとガープは内心二人揃って((愛くるしい/のう……！))と、心臓がキュッとなるのだった。
「ｺﾞﾎﾝ……Aの場合は“職人”じゃないのか？」
『いえいえ。まぁ珈琲だったら“バリスタ”。紅茶だったら“ティーインストラクター”。お茶だったら“茶師”という職人の方達がいますけど、あくまで私は趣味としてやっているだけなので、自ら“職人”と言うのは烏滸がましいですよ。なので“マニア”が丁度いいかと』
「……相変わらず博識だな」
『ふふっ“好きなこと”だからですよ』
そうしてAに美味しいお茶を淹れて貰い、束の間の小休止を楽しんだ３人だった。
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Miho／ミホ(プロフ) - 今出ている話を全て読ませていただいたんですが、最高に面白いです…!!!!オリジナルキャラの蘇芳がめちゃくちゃ好きです！物語も面白くてドキドキしました！これからの更新楽しみにしています！頑張っください！！ (2022年8月17日 20時) (
レス) @page20 id: 42a2ebe18e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斉和 x他1人 | 作成日時：2022年5月21日 23時
