TIME.3 ページ10
.
入隊から３ヶ月が過ぎたある日。
訓練や任務をこなし、目まぐるしい日々を過ごす。
今日も早朝に起床し、訓練を終えた現在。
食堂にて昼食を取りに行くところで、何故かロシナンテ中佐が後ろから抱き着いてきた。
例えるとしたらー…コアrいや待てなんで自分より遥かにデカい男をんなかわいい動物に例えなきゃいけないの？？？
こんなんナマケモノじゃナマケモノ！いや、嫌いとかじゃなくて腕の長さほぼ一緒じゃん？よし。ナマケモノ決定(独断)。
「……何故、中佐はAに引っ付いてるの？ヒナ驚愕」
『知らん』
「……お前よくそれで飯取れるな」
『筋トレだと思えば良いんじゃない？』
両隣にヒナとスモーカー。二人とも昼食を取りに来たようだ。
そんなことより今日はパン♪パン、パパン♪焼き立てのベーグルを食べるって決めてたんです！
ベーグルに大量のアボカドとスモークチキンにシャキシャキとしたレタスが溢れんばかりに大胆にサンド！
そしてあさりと野菜たっっぷりのクラムチャウダーをセット！飲み物は紅茶にしました♪ムレスナ、君に決めた！
よし、準備完了！！では！！
『いただきまー…』
「「おい/ちょっと」」
二人に止められる。
『なに〜…』
「「この状況を説明しろ/なさい」」
『んな、ハモんなくても……え〜…くだらないよ？いいの？』
「「ええ/ああ」」
『これは───』
.
━
━━
━━━
一週間前のある任務中。
「ロシナンテ中佐！火が民家に！」
「ええ！？何とか消してくれ！！」
「駄目です！火の通りが早い！！熱っ！」
「中佐ー！？どうして民家に突っ込むんですか！？」
出火している民家とは別の民家に何故かスッ転んで突っ込んで行くロシナンテ。パリーンとガラスが割れる音がした。
ようやく火を消し止めたがその民家は全焼。
不幸中の幸いなのか、空き家だったようで怪我人こそすれ死人は出なかったが────いや、これは駄目だ。
ガシッ
「！？」
Aは驚いて尻餅をついているロシナンテの頬を掴み、声を荒げた。
『こんの“歩く災害”！！！』
「ええ！？」
あまりの暴言に先輩海兵が驚く。
『小さい頃からドジだったけど、ここまで酷くなってるとは……ここまで図体デカくして治ったのは“泣き虫”だけか？！あ゛！？』
『空き家だったから良いようなものの……一歩間違えれば死人が出てた。…解ってんのか、ロシー』
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 188人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
斉和(プロフ) - 防弾チョッキ（初心者）さん» う…！(吐血) 有難いお言葉に嬉死する…！ありがとうございます！ (2022年5月14日 1時) (
レス) id: 667609841b (このIDを非表示/違反報告)
防弾チョッキ（初心者） - 初めまして。作品拝見させていただきました。素晴らしいですね。（鼻血）天才でしょうか。 (2022年5月13日 22時) (レス) id: 16da95312d (このIDを非表示/違反報告)
斉和(プロフ) - ユイさん» ふわああ…ありがとうございます！嬉しいです！ (2022年4月27日 0時) (レス) id: 667609841b (このIDを非表示/違反報告)
ユイ(プロフ) - 面白かったです!!!最高すぎます!!!!! (2022年4月26日 19時) (レス) @page6 id: 82f627da90 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：斉和 | 作成日時：2022年4月25日 16時
