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ピンポンパンポーン♪
放送の音階ベルが鳴った。
“え〜只今から本部食堂にてBlong's cafeのスタッフによるライブクッキングが始まります。興味のある人は是非見てってくださいね〜”
「A…覚悟はいいか？」
Aは気合いを入れるために鉢巻きをした。
『当然』
よっしゃ！海兵達の胃袋と勝負だ！！
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「さーて、昼飯でも食いに行こうかな」
先程の放送を聞いて、鼻歌を歌いながら廊下を歩くクザン。
「おォ〜クザンも昼飯かい〜？」
「！ボルサリーノ。サカズキもいたのか」
「おん」
「今ライブクッキングやってるみたいだねェ〜」
「Blong's cafeって言ってたか？一体どこの…み…せ」
食堂に着くと、Aと筋骨隆々の男が怒濤の勢いで注文の品を調理していた。
まるで阿修羅の如く凄まじい気迫で大きな中華鍋やフライパンを使って…いや、操っていた。
その気迫に目を開き、立ち止まる三人。
「はぁ〜い、お待たせしました。ごゆっくり〜」
接客をしている金髪美人に話し掛けるクザン。
「あ、あのーお姉さん。あの黒髪で長身の子なんで厨房に立ってるか知ってる？」
「はい？あ、娘のことですか？」
「え…娘！？お姉さん、母親なの！？」
驚くクザンを放置して、割って入るボルサリーノとサカズキ。
「あァ〜セシルじゃないかァ〜久しぶりだねェ〜」
「元気そうじゃのうセシル」
「あら、サカズキ君にボルサリーノ君じゃない！久しぶりね〜」
「もしかしてあの人がブロングか〜い？」
「うふふ。そうよ」
幸せそうに微笑むセシル。
「ちょ、ちょっと待って！説明しろよ二人とも！！」
「えェ〜めんどくさいねェ〜」
「お前は黙って聞いとればええんじゃ」
「ふふ、いじわるは駄目よ。二人とも」
「セシルが言うんなら仕方ないねェ〜」
「…ふん」
「ふふ、改めて自己紹介するわね。Aの母のセシルです。元々
「セシルは入隊から3年で少将まで登り詰めたエリート海兵だったんじゃ」
「でも出産を機に辞めたんだよねェ〜寂しかったなァ〜」
「そう？あ、でも二人とも入隊当初は相当問題児だったわね〜懐かしいわ」
「「あはは〜/……」」
笑って誤魔化すボルサリーノにぐうの音も出ないサカズキ。
珍しい光景に口が開きっぱなしになっているクザンだった。
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斉和(プロフ) - 防弾チョッキ（初心者）さん» う…！(吐血) 有難いお言葉に嬉死する…！ありがとうございます！ (2022年5月14日 1時) (
レス) id: 667609841b (このIDを非表示/違反報告)
防弾チョッキ（初心者） - 初めまして。作品拝見させていただきました。素晴らしいですね。（鼻血）天才でしょうか。 (2022年5月13日 22時) (レス) id: 16da95312d (このIDを非表示/違反報告)
斉和(プロフ) - ユイさん» ふわああ…ありがとうございます！嬉しいです！ (2022年4月27日 0時) (レス) id: 667609841b (このIDを非表示/違反報告)
ユイ(プロフ) - 面白かったです!!!最高すぎます!!!!! (2022年4月26日 19時) (レス) @page6 id: 82f627da90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斉和 | 作成日時：2022年4月25日 16時
