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同日午後。大将三人に提出する資料があったため、廊下を歩いていると、ヒナとモモンガがいた。
(あ、ヒナ……)
モモンガはヒナを壁に追いやり、ヒナの顎をくいっと上に上げ、キスをしていた。
Aは目が飛び出す勢い(実際飛び出ていた)で驚いた。
持っていた資料をすべて落としてしまった。
その物音でこちらに気付く二人。
「あら、Aじゃない」
「ああ、さっきの…A君か」
『ああもう対応が大人過ぎてついていけない』
落ちた書類を集める三人。
集め終わった書類を手渡してくれた二人に礼を言った。
「……貴方には真っ先に伝えるつもりだったのよ？」
『……知ってる。おめでとう。あとで盛大に祝わせろ親友』
「ふふっじゃあコース料理作ってよ」
『よし任せろ』
モモンガは驚く。
「A君は料理が得意なのか？」
『実家が喫茶店なんですけど、父親がぶっ飛んだ人で飯屋並みに料理も出してたんですよ。そこで半ば強制的に働かされてました』
「Aの手料理は絶品よ。モモンガ君」
『旦那も君呼びなの？』
「ええ。変？」
ピシャリと言い放つヒナ。
ヒナのこういうとこ本当好きだわ。
『いや？全然いいと思う』
「ところで、その書類提出行くんじゃないの？」
『あ、そうだった。あとで都合のいい日教えて〜モモンガ中将もお願いします！』
「わかったわ。ヒナ楽しみ」
「ああ、ヒナに伝えとく」
二人と別れて、大将三人のもとへ向かった。
.
コンコンコン
扉からノック音が聞こえた。
(ノック３回…誰や？)
返事をする前に扉が開かれた。
「蘇芳〜〜！！お前の部下乱暴過ぎないか！？」
「ステンレスかい」
頬に手形のついたステンレスがずかずかと入ってきた。
「はぁ…返事する前になに入って来とんねん。それに自業自得やで」
そう言いながら、冷やしたタオルを渡す蘇芳。
「お、さすが俺の親友！気が利くな！」
「はいはい」
無邪気に笑うステンレスの頭をポンポンと叩く。
蘇芳は気付かれ無いように、悲しい表情をした。
「─────ついにモモンガも結婚しちまったなあ」
「せやなぁ」
「同期の中で所帯持ってないの俺達二人だけだぞ？」
「ストロベリーとダルメシアンも大分前に結婚しとったしなぁ」
「はぁ〜…結婚してぇなぁ」
「……ステンレスなら直ぐちゃうん？」
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斉和(プロフ) - 防弾チョッキ（初心者）さん» う…！(吐血) 有難いお言葉に嬉死する…！ありがとうございます！ (2022年5月14日 1時) (
レス) id: 667609841b (このIDを非表示/違反報告)
防弾チョッキ（初心者） - 初めまして。作品拝見させていただきました。素晴らしいですね。（鼻血）天才でしょうか。 (2022年5月13日 22時) (レス) id: 16da95312d (このIDを非表示/違反報告)
斉和(プロフ) - ユイさん» ふわああ…ありがとうございます！嬉しいです！ (2022年4月27日 0時) (レス) id: 667609841b (このIDを非表示/違反報告)
ユイ(プロフ) - 面白かったです!!!最高すぎます!!!!! (2022年4月26日 19時) (レス) @page6 id: 82f627da90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斉和 | 作成日時：2022年4月25日 16時
