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センゴクに頭を撫でられるA。
くしゃりと笑うA。
その顔を見て優しく微笑むセンゴク。
「あのー…その辺で止めてもろてもいいですか？」
『！？』
「ああ、君か」
『貴方は…昨夜の』
「ん？知り合いだったのか？」
「ええ。ちょっとばかし、ね」
Aではなく、彼が返事をする。
センゴクは彼を一瞥して席に戻った。
「そうか。じゃあ話は早いな……A。
────彼の下で働かないか？」
『え？』
彼に視線を向ける。
昨夜同様、柔和な笑みを浮かべこちらを見た。
心情を察したのか、口を開いた。
「────昔、ロシナンテの教育係だったんよ、俺」
「？…ああ。彼に読み、書き、礼儀作法諸々をロシナンテに叩き込んで貰ったんだ」
状況が飲み込めずフリーズするA。
「Aくん、軽くショートしとるやん」
クスクスと笑う彼。
ふー…と溜め息を吐き、顔を片手で覆うA。
ああ…だから私から伝えていない筈のロシナンテ中佐のことを知ってたのか。
『…センゴク元帥。ひとつ宜しいですか』
「！……なんだ？」
『私の階級を三等兵に降格してください』
「…何故だ」
『見てお分かりのように、１年も休んでいれば筋肉量も体力も全部落ちました。これでは後輩に示しが付きません。
だから１から、いいえ…
０から始めたいんです』
凛とした態度に目を奪われる。
「……Aくんが折れそうになった時は俺が支えたるわ」
『！ははっ……未熟者ですが宜しくお願い致します』
二人は笑い合った。その様子を見て微笑むセンゴク。
「……ふふ。了解したよA。
じゃあ、そろそろ君も自己紹介したらどうだ？」
「ああ！そうですね。忘れとったわ。じゃあ改めまして」
彼はキャップを取り、胸に当てる。
「────海軍本部軍曹の
蘇芳はにっこりとAに笑顔を向けたのだった───
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オリキャラ紹介
45歳(2年後) 195cm S型
◯所属・階級 海軍本部軍曹→海軍本部曹長(2年前)→？
◯外見
黒髪短髪 糸目
中に着るものはその日によってまちまちだが、黒い羽織と黒い地下足袋をいつも着用
◯その他
24年前のある時、脚に大きな傷を負ってしまう
それから前線には出なくなった
ロシナンテ(9)の教育係だった
モモンガ中将、ステンレス中将、ストロベリー中将、ダルメシアン中将と同期入隊
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斉和(プロフ) - 防弾チョッキ（初心者）さん» う…！(吐血) 有難いお言葉に嬉死する…！ありがとうございます！ (2022年5月14日 1時) (
レス) id: 667609841b (このIDを非表示/違反報告)
防弾チョッキ（初心者） - 初めまして。作品拝見させていただきました。素晴らしいですね。（鼻血）天才でしょうか。 (2022年5月13日 22時) (レス) id: 16da95312d (このIDを非表示/違反報告)
斉和(プロフ) - ユイさん» ふわああ…ありがとうございます！嬉しいです！ (2022年4月27日 0時) (レス) id: 667609841b (このIDを非表示/違反報告)
ユイ(プロフ) - 面白かったです!!!最高すぎます!!!!! (2022年4月26日 19時) (レス) @page6 id: 82f627da90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斉和 | 作成日時：2022年4月25日 16時
