【ONEPIECE】狐面の男～『白死の黒』～【男主】 (ページ14)

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１１話ページ14

＿バタン。

「･･･ふぅ。」

青雉さんの部屋を出た。

･･･Aさんを置いて来てしまったという罪悪感。

「･･･まぁ、いっか！」

うん、こういうのは切り替えが大事！

忘れようぜ、リズ！！

きっとAさんは生きて帰ってくるさ！！

「･･････お腹すいたな･･･。」

思えば、今日はまだ何も食べてなかった。

お腹もすくよね。

ということで、食堂にレッツゴー。

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「すみませーーん、プリン付き甘党ランチ定食、くださーい。」

「あいよっ！」

海軍の食堂いいわー。

プリン付き甘党ランチ定食、本当にいいわー。

本当いいわー。神だわー。ここに神様が君臨したわー。

すると、後ろから肩をトントン、と叩かれた。

「ん？」

「あっ！やっぱり、リズさんだ！
　お久しぶりです！！」

「ん･･･？
　･･････あっ！！たしぎちゃん！！！！
　久しぶりーーーーー！！！」

相手を認識すると同時に、勢いよく抱きつく。

というか、身長的に私が抱かれる感じ･･･？

「うわぁ！うわぁ！！たしぎちゃん、元気だったー！？」

「元気でしたよーー！！
　リズさんは元気ですかー！？相変わらず可愛いですー！！！」

「元気だったともさーー！！！」

言っておくけど、百合じゃないよ。(断言)

この黒髪巨乳美人は、私の後輩にあたる、たしぎちゃん。

年下なのに(×６)、私より身長が大きいというね。

一緒にいると、「妹ちゃんかい？」と言われるというね。

･････････神様は、なんて不公平なんだ。(遠い目)

「えっ、でも何でたしぎちゃんが居るの？
　確か、ローグタウンの海軍支部だったはずじゃ･･･」

「今日は、スモーカーさんと一緒に書類の提出に来てたんです。
　ヒナさんも一緒に。
　今、３人でご飯を食べるところだったんです！」

「あぁ、スモーカーさんね････相変わらず、ヒナさんと仲いいね。
　たしぎちゃんも頑張らないとね。」

「何で私ですか････そうだ、リズさんも一緒にご飯どうですか？
　一緒に食べる人、居ます？」

「ううん、居ないよー。
　じゃあ私も一緒させてもらおうかな！」

「大歓迎です！」という元気な返事をもらった。

プリン付き甘党ランチを持って、たしぎちゃんと歩いていく。

･･･Aさんは、無事だろうか。