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昔ばなし ページ14

貴方side
私は、ユリを送った後、公園に行った

「懐かし、よくこの公園に菜緒と来たな笑ほんと色んなことがあったなあの時は」

〜〜〜〜〜菜緒が転校する前〜〜〜〜〜

ユリ「A!」

「なんだよ、ユリ僕はまだ寝たいの」

菜緒「A起きろ!!!」

「なんだ、菜緒か」

ユリ「もう、お昼なんだよ?」

「わぉってるよ」

ユリ「菜緒ちゃん」

菜緒「ユリちゃん先食べよっか!」

その言葉で、僕の目は一瞬にして覚めた

「ちょっと待ってよユリ〜菜緒〜」

菜緒「じゃあ、早くして、お腹空いた」

「はーい」
僕は急いで菜緒達の元へ行った

ユリ「おっそ笑」

「なんだと〜」

菜緒「はいはい!早く食べるよ」

ユリ「そうだね」

「菜緒〜、その卵焼き美味しそう頂戴?」

菜緒「ん?いいよ〜」

「やったね!あーん」

菜緒「自分で食べろ笑」

「ちっ、やってくれると思ったのになぁ笑」

ユリ「ねぇねぇ2人とも」

「なに?」

ユリ「高校どこ行くの?」

「えっ、決めてない笑でも、僕は菜緒とユリが居ればどこでもいいや笑」

ユリ「へぇ〜菜緒ちゃんは?」

菜緒「私も、Aと一緒かな?笑」

「さっすがぁ〜」

ユリ「そっか、じゃあまた一緒だね!」

「「そうだな(ね)」」

でも、急に別れの日が来た

やば、忘れ物した教室閉まってしまう
「早く行かないと!!やばい」

ガラ
あれドアが開いてる?

「誰かいるの?」

?「A?」

「菜緒.....なんで泣いてるの」

菜緒「違うこれは、目にゴミが入って.....グス」

違うこの涙はそんな涙じゃない
そう思った僕は菜緒を無意識のうちに抱き締めてた
ギュッ
「菜緒がどうして、泣いてるのかは無理には聞かないでも、その理由を話せるんだったら話して欲しい、だって僕達幼馴染でしょ?」

菜緒「Aやだよぉ、離れたくないずっと居たいよ」

「菜緒?」

菜緒「大好きなのに、2人のことが大好きなのに」
僕はこの時初めて菜緒の涙を見た気がした

「菜緒大丈夫だよ、僕達離れてても心は繋がってるからね」

僕はその日菜緒を家まで送った後家で一人泣きじゃくった


はみ出ちゃうから次行きますね

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作者名:瑠璃川 | 作成日時:2019年2月17日 21時

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