♯2 ページ2
入ってきたのはそらちぃ君だった。私の回りはほぼユーチューバー。アバンティーズの一人だった。
そらちぃ 「そろそろ授業始まるよ」
ポッキー 「分かってるよ。行こAちゃん」
ポッキー君はそっけない態度で私の手をとって歩く。
そらちぃ 「そぉ。あ!Aちゃん後で、体育館裏に来てくんない?」
A 「うん。分かった。」
一瞬ポッキー君の顔が、強ばった。そんなことは気にせず、教室へ向かった。 授業が終わり体育館裏に向かうと、アバンティーの四人が居た。
そらちぃ 「A〜!こっちこっち」
A 「で、話ってなに?」
エイジ 「あぁ。実はファンミで女装するんだけど服を選んでほしいんだけど。」
今日はポッキー君と出掛けるんだっけ。でも大事なファンミだし...迷ってると。
ポッキー 「Aちゃん！探したよぉ。どこいってたの??」
そらちぃ 「あ。もしかしてポッキー君Aちゃんと用事がある?あったら取り消してほしいんだけど」
A 「でもっ。」
ポッキー 「あ。それはちょっと。先に約束したので。行こう?」
ポッキー君は手を握り私を引っ張る。あれ?もしかして怒ってるかな...
??? 「あーっ!A！」
私を呼んだのは友達のリサだった。リサもYouTubeをやっていてメイクなどいろいろ出してる。
A 「リサ！あとはよろしくねっ!」
リサ 「えっ〜！ちょっとぉ」
ポッキー君は私を引っ張ったまま、教室へ戻る。
A 「ポッキー君っ?怒ってるの?」
そう言うと、ポッキー君は勢いよく私を壁に押した。
A 「ひゃぁっ...」
私は怖さのあまり泣いてしまった。ポッキー君は我に帰ったように
ポッキー 「あっ！！ごめんね.....」
私をなぜ壁に押したのかは分からないけど謝ってくれた。すると....
アブ 「えっ!!Aちゃん??何で泣いてるのぉ?もしかして..ポッキー君っ！！」
ポッキー 「ご、ごめんなさい。そんなつもりでやったんじゃ...」
A 「アブ先輩っ!ポッキー君は何もやってないです。私がビックリしただけです.....」
アブ先輩は私を心配してくれて保健室へ連れていってくれた。
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作者名：みぃねこ | 作成日時：2017年10月8日 10時
