奴＿隷 146 ページ16
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初恋の相手、か
船に乗りながらボーッと考える。
A「(…戦争終わって…先生のこと聞いて…
…なんとなく、気持ちも伝えられなくて…)」
全く会わなくなって…
…気付いたらいつかの
幼い時の気持ちなんて忘れてたなぁ
高「…何ボーッとしてやがる」
A「…ん?いやね
昔、晋助が好きだった頃が
懐かしいなぁ、と思ってね」
高「…昔のてめぇは随分と物好きなこった」
A「えー、そうかなぁ?
ほら、あの時、昔、銀さんとあにぃが
駄菓子屋いってて待ってる時に…」
昔の事を話そうと思って居た時
突然声が響いた。
?「晋助様ー!おかえりなさいっス!って、あ!?」
その声と共に奥から
露出度の高いピンクの服を来た
金髪の女の人が走ってくる
A「(おお…綺麗な人…)っていたぁっ!」
女の人に見とれていると
晋助と繋いでいた手を強く弾かれる。
また子「ちょっと!アンタ
晋助様とどんな関係っスか!
返答次第じゃこの来島また子が
アンタの鳩尾撃ち抜くっスよ!」
そう言って来島また子と名乗った
その女の人は銃を構えた。
こっ、こここ、こわっ!
綺麗なのに超怖っ!!
A「ちょ、ちょっ、晋助!?
これは私なんて答えるのが正解なの!?」
高「…」
A「ちょ、無視して行かないで!?」
また子「なっ!手だけでなく
更に晋助様を呼び捨てっスか!!
撃つっス!もう絶対撃ち抜くっス!」
A「はいぃぃぃ!?」
これ何言っても撃たれるよね!?
え、なに、私ここで死ぬの!?
そう思って居ると
?「また子、落ち着くでござる」
そう言ってまた子さんを
後ろから押さえる人がいた。
また子「万斉先輩!離してくださいっス!」
た、助かった…。
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作者名：由麻 x他1人 | 作成日時：2016年4月10日 14時
