IZ*ONE 百合小説

ヤキモチ（キム・チェウォン＆アン・ユジン） ページ38

チェウォン社会人(20歳)

ユジン高校生(17歳)


チェウォンside


今日は仕事で外回りがあってユジンの学校の近くに来た。


ちょうど下校の時間で、今日は部活もないらしいから、ちょっと校門で待ってみよ〜っと。


しばらくして、ユジンの明るい声が聞こえてくる。


ユジン「やっぱり、ミンジュオンニその髪型いいです〜かわいい！めっちゃ似合ってますよ！」


ミンジュ 「ほんと？嬉しい！ユジンすき〜！」


ユジン 「私も好きですよ」(´-∀-)ﾆﾔ


あー、、見たくなかったかも…ユジンめっちゃにやにやしてるし、友達と手繋いでるし…


しかも、ユジンは気付いてないんだろうけど周りの生徒から結構見られてる。


ユジンってモテるんだよね…毎回告白されたら報告してくれるし…


同い年とか若い子の方が肌もピチピチだし話も合うし、付き合ったら楽しいよね…


私、もうオバサンだからな〜…


はぁ、早く外回り終わらせて帰ろ…


外回りが終わり直帰(ちょっき)しても良いと連絡が来たので家に帰ってきた。


ユジンはまだ帰ってきてないらしい。


さっきの光景見てしまってから元気が出ない…


ユジン「ただいまー！」


あ、ユジン帰ってきた。


チェウォン「おかえり」


ユジン「つかれましたーオンニー｣


ユジンが抱きつこうとしてきた。


チェウォン「いやっ」


ユジン「え…オンニ？」


チェウォン「あ、ごめ…ん」


ユジン「どうしたんですか？私なにかしたかな…」


チェウォン「ううん、何も無いよ、ユジンごめんね？」


ユジン 「…ぎゅーしてもいいですか…？」


ユジン八の字眉になってる…


チェウォン「いいよ、おいで」


ユジン「オンニ…」


ごめんねユジン…私、大人げないよね…友達と仲良くしてるだけなのにヤキモチやいて…不安にさせ
るなんて恋人失格だよね、、


チェウォン「ユジン…」


ユジン「…」


チェウォン「ねぇ、ユジン」


ユジン「いやだ、聞きたくないです」ギュ


ユジンの抱きつき方が強くなった。


さっき嫌がっちゃったからだよね…


チェウォン「あのね、


ユジン「別れたくないです」


チェウォン「違うからちゃんと聞いて？ね？」


ユジン「…聞くけど別れないです」

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