IZ*ONE 百合小説

眠れない（キム・チェウォン＆チェ・イェナ）リクエスト ページ25

Sideチェウォン


ステージ上から様々な批判の声が聞こえる。


メンバー達は私に背を向けていて、見捨てられるのかな。


やばい。


ステージから落とされる。


地面に付く前に夢から覚める。


チェウォン「夢じゃん」


怖い、ありそうでなさそうな怖い夢を見てしまった


こんな夢見たら眠れないよ


横のベッドにはイェナオンニがすやすや眠っている


一緒に寝たいな。


そう思って立ち上がってイェナオンニのベッドの前まで行く。


やっぱり睡眠の邪魔はしたくない。


自分のベッドに戻ろうとすると、、


イェナ「ゔぅん」


チェウォン「ん？」


イェナ「チェウォな？どうしたの？


チェウォン「イェナオンニ、、」


イェナオンニの優しさに声が震える。


イェナ「あっ怖い夢でも見たんでしょ！」


眠いのか目が開いてない笑笑


イェナ「ほらおいで」


ベッドの横に少しずれて空いたスペースをトントンと叩く


なんで分かったの？


イェナ「早くおいでよ笑」


眠そうな顔で笑うイェナオンニの胸に飛び込む。


やっぱりオンニは温かいな。


イェナ「怖い夢だったね」


あえて内容は聞いてこない。


イェナオンニの優しさが滲み出てる。


イェナ「明日は二人でどこか行こうか」


チェウォン「急にどうしたんですか？」


イェナ「チェウォンが怖さを忘れるくらい楽しませてるからさ。幸せで上書きしてあげる」


おどけた声で言ってるけど目はどこか真剣で、、


でもオンニは気づいてないよ


もう幸せで上書きされちゃったのを、、

むっつり(キム・チェウォン＆クォン・ウンビ)→←寄り酔い(ミンジン編 裏) #2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す