ちょっとだけ(クォン・ウンビ&キム・チェウォン)リクエスト ページ6
大切な人がいる。
コンコンッ。
ドアから申し訳無さそうに入ってくるのはチェウォンだ。
チェウォン「ウンビオンニー」
同じグループで私の大切な人で、自分で言うのもなんだけど私達は両思いだと思う。
だけど私達は付き合わないしお互いに手を出さないし出させない。
お互いが傷つかないようにというよりは私が傷つかないように。
つくづく私はずるい人だと思う。
思わせぶりな行動をしているのもわかっている。
彼女が私を思ってくれるように。
でも大事なアクションは起こさない。
ウンビ「どうしたの?」
チェウォン「今日、イェナオンニが無理矢理ホラー映画見せてきたんです。」
ウンビ「そうなんだねー怖かった?」
このあとの言葉を私は分かりきっていた。
チェウォン「とっても怖かったです、、、、だから」
ウンビ「だから?」
チェウォン「いや何でも無いです。、、ただ怖かったなって、」
ウンビ「それだけ?なんかおかしくない?」
チェウォンが言いたいことなんて分かりきっているのにまたこうやってチェウォンが踏み込んでくるのを拒んでしまう。
チェウォン「いや、、だから今度一緒に見ましょう、、、」
本音を言わずごまかして、苦しそうに笑うチェウォンに胸が締め付けられる。
チェウォンも分かっているんだ私が一歩を踏み出すことを拒んで、前に進んでいないことを、、
ウンビ「今日は一緒に寝ようか!」
そう言うとチェウォンは驚いた。
その顔はすぐに嬉しそうな顔に変わる。
チェウォン「いいんですか?」
ウンビ「怖いんでしょ?そのためにわざわざ言いに来たの分かってるから。」
イェナと同じ部屋なんだから一緒に寝るのはイェナでいい。
でもそこには触れない。
チェウォン「やっぱりウンビリーダーはすごいですね。」
ウンビ「当たり前でしょ。」
そんな雑談をしているとチェウォンはすぐに寝てしまった。
オンニラインとは思えない、幼い顔で眠っている。
ウンビ「今日ぐらい良いよね。」
思いを隠すのも疲れる、明日からは普通に接するからそう心の中で言い訳しながらチェウォンを抱きしめる。
ウンビ「大好きだから。愛してるからこの気持ちは絶対変わらないから解散後には絶対幸せにしてみせるから。」
耳元で囁いて、おでこに唇を落とす。
我慢しているんだろうけど隠しきれていないチェウォンのニヤケを無視して。
明日からまた私はずるい人になるけど、
ウンビ「ちょっとだけ待ってて欲しい。」
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ユノア(プロフ) - わかりましたー書いてみます。プリ小説で書いているのでそっちを見ていただけると嬉しいです。 (2021年8月11日 1時) (レス) id: 9c7a20dfdd (このIDを非表示/違反報告)
あい - ビヤクとオモチャを使ったユジン攻めヘウォン受けがみたいです! (2021年7月25日 13時) (レス) id: bf3ee67c41 (このIDを非表示/違反報告)
ラウンド(プロフ) - チョユリズでユリを奪い合うみたいなのが見たいです! (2021年7月13日 17時) (レス) id: e4bce923f7 (このIDを非表示/違反報告)
テントン - チェウォンとミンジュで、ミンジュがチェウォンの色気に我慢できなくて襲っちゃうというミンジュ攻めの裏が見たいです! (2021年7月10日 8時) (レス) id: 9615198c6e (このIDを非表示/違反報告)
ああ(プロフ) - イェナとチェウォンで、イェナが人気すぎて色んな人から告白されてるところをチェウォンが嫉妬してしまう話がみたいです! (2021年7月9日 0時) (レス) id: 087f4dc706 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユノア | 作成日時:2021年5月30日 10時