Ｄグレ-【男主】 (ページ17)

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14話ページ17

～アレンside～

『＿＿＿人間は伯爵の見方に見えちまうんだよ』

「キャアアアア！助けてぇ！！」

周りを見る

Aの姿はいつの間にか消えていた

ｷﾞﾘｯ

僕はバカだ

ノアが...人間が敵になると知ったくらいでグラついて...

ラビの言葉で思い出した＿＿＿＿

＿＿＿＿何故いつもコートを着てるか、だと？

＿＿だって、十字架の紋章掲げてエクソシストってバレバレじゃないですか

＿＿＿＿馬鹿弟子。バレるために着てんだよ。コイツは“的”なのさ

＿＿＿＿こうしていれば近づくすべてを疑える

＿＿襲われるのを待ってるんですか......？

＿＿＿＿お前に、こんな不安は無いのだろう...アレン

師匠もラビも...エクソシストになった人達は皆

人間の中で、ずっと人間を敵と見て戦ってきたんだろう

その中にいるアクマと戦うために

身を曝して囮になって

守るべき人間を守るために

ﾄﾞﾝ________ｶﾞｼｬッ

「あああ...！！！」

アレン「大丈夫？」

｢ヴヴっうううう～～！！！！！｣

ｶﾁｯ

ﾄﾞﾝ

アレン「...遅いよ」

僕はこの道を歩き続けると決めたんだ

なら、この団服と共に覚悟を決めなければ＿＿＿＿

～アレンside終わり～

あれから時間が経った

「...何体壊した？」「30...くらい」「勝った！俺37だもん」
「そんなの数えていませんよ」「俺、なんでも記録すんのがクセなんさ～～」

全てを破壊したふたりはへとへとで地に寝転がっていた

「いやぁ～お疲れーー」

「「あ、A！」」

Aがでてきた

A「合わせて70。アレンとリナリーが負傷してるのを狙っての襲撃か...」

ラビ「はたまた、何か別の目的か...？」

アレン「！大丈夫かな、病院...(ｽﾞｷｯ痛っ!?」

A「はは、まだ完治してないんだろ？無茶するな」

アレン「うう;僕も装備型が良かったです...」

ラビ「よし！戻るか！アレン、ここ握って」

三人は槌を握った

ラビ「大槌小槌＿＿＿＿伸！」

病院まで飛んだ