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62話「もやもや」 ページ15

スフィアが電流を纏いながらシオンに突っ込む。

離れたところで取っ組み合いが始まった。

「代わりにあの人間の相手をしなさい。グルーシス」

「え?俺ですか……人間相手ね…まあいいか」

アルビスに言われてグルーシスは荷台を降りる。

「遊んでやるよ。人間」

ヨウムとグルーシスの剣戟がこちらでも開始された。

除け者にされた……

「痛いですぞ。A殿。」



八つ当たりにリグルドの屈強な身体を少し殴る
痛いと言う割に当の本人は笑っている。筋肉が
硬くてこっちの拳の方が悲鳴を上げる


シオン達は何が起きてるか見えないが、こっちでは互角の闘いを繰り広げていた。

……強くなったな。ヨウム


《告。急激な魔素の高まりを感知》

……ん?


シオンの方を見ると……魔力弾を掲げていた


「おいシオン!!この辺り一帯をぶっ飛ばす気か!?」

リムルが焦って止めに入る

が、スフィアが更に煽ってしまう。


「それまで。」


シオンとスフィアの間にアルビスが鎌を持って
仲裁に入る。それによってグルーシス達も攻撃を止める。

(…蛇?)

アルビスは半身が蛇に変化していた。

「十分です。このあたりにいたしましょう。」




…どうやら、知らぬ間に試験を受けていたようだ


「見たかお前ら!彼らは強く、度胸もある!!我らが友誼(ゆうぎ)を結ぶのに相応しい相手だ!!」


スフィアが、先程とは態度を変えて私たちを褒め称える。



何だろうか。

結果的には良かったが、何だがすっきりしない……

63話「宴」→←61話「スーパー変化球」



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怠慢のにぼし(プロフ) - ぐへへ……わかりますぅ (2020年1月19日 11時) (レス) id: 2524957e30 (このIDを非表示/違反報告)
黒い翼の堕天使(プロフ) - いいいですよね…あの声 (2020年1月19日 8時) (レス) id: 87644745f4 (このIDを非表示/違反報告)
怠慢のにぼし(プロフ) - 同士様……そうなんですね……!私あの特徴的な声を聞いてるうちに……虜に…… (2020年1月19日 1時) (レス) id: 2524957e30 (このIDを非表示/違反報告)
黒い翼の堕天使(プロフ) - 同士よ…グラブルのソーンというキャラの声優なんですが…それで好きになりました (2020年1月19日 1時) (レス) id: 87644745f4 (このIDを非表示/違反報告)
怠慢のにぼし(プロフ) - あぁ……わかります……特に皆口裕子さん大好きです…… (2020年1月19日 1時) (レス) id: 2524957e30 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:怠慢のにぼし | 作成日時:2020年1月12日 21時

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