浮気？勝手にしとけば？後で暗闇に堕ちるの君だから

浮気17 ページ19

渚side

そんなとき、Aの目から一粒の涙がこぼれた

殺せんせーはAの涙を拭いながら優しく


殺「Aさんはどうしたいのですか？」

「わ、私は」

殺「あなたは一人じゃない。Aさんにはたくさんの仲間がいる。自分の殺りたいようにすればいい。でも、先生は殺すことは許しませんよ。」

「殺せんせー…」

殺「カルマ君も今朝のことで何かひとつは学んだでしょう。先生はできるだけ協力します。何かあったら先生のところに相談しに来なさい。一人で抱え込むのはAさんの悪い癖ですよ。今だって皆さんの前でこんなに泣いたのは初めてでしょう。もっと皆さんを頼ってみてはどうでしょう？」

「殺せんせー、ありがとう」

殺「ところで、その触手は？」

「私、元は殺し屋としてこのクラスに送り込まれたの。触手持ちということもあって天才無敵の殺し屋と、言われていた…」

殺「そうですか、ですが、殺し屋としての才能もその触手の使い道は人を傷付けるためだけのものじゃない。そこを考えてみましょう。あと、その触手は負担が大きすぎる。復讐が終わったらとることをおすすめしますよ」

「はい」

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