14 ページ14
･
･
彩羽の言う"分かってるよね"は、"大我を誘え"っていう意味であることはもう分かってる。何年彩羽と友達やってるんだか。
LHRが終わったあと、クラスのみんなが各々何の競技に出るか話し合いだして、あぁこの時期のクラスの雰囲気って毎年楽しいんだよな。
これも今年で最後。
･
彩羽｢松村はー？何出るの？｣
みんながザワつく中、静かにその様子を見ていた北斗。
こう言っちゃ何だけど…、北斗は大我と同じ部類な気がする。運動とか苦手そう。
お前が言うな！！って言われちゃいそうだけど。
･
北斗｢俺はまだ決めてない。余ったやつでいいかな｣
彩羽｢うわー、松村らしい｣
北斗｢球技系はめっぽうダメだからさ｣
大我｢俺も俺も。玉入れとか恥晒しでしかない｣
いつの間にか話に入っていた大我も球技系は大の苦手。
玉入れって、球技の得意不得意は関係なくない？と思いつつ、どうやら2人は台風の目に出るみたい。
まあ出る人数も多いしな、と彩羽も納得している。
…と、思っていた。
･
○｢あの、お願いがあるんだけど…｣
体育委員の子が何やら紙を持ってやってくる。
黒板には、希望の種目のところに各々名前が書いてあって、リレーの欄は50m走のタイムで決めるみたい。
･
○｢リレーの選手お願いしたいんだよね｣
チア部でもある彩羽は小学校の頃はバスケもしていたし、去年もリレー走ってたし有り得るなと思っていた。
○｢クラスでぶっちぎり一番なの……松村くん｣
･
｢北斗が？！？！｣
大我｢嘘だろ裏切られた気分｣
彩羽｢この勉強しかして来なかったみたいな顔で？！｣
･
北斗｢いやいや、お前らしれっと悪口言うんじゃないよ｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 249人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あんじゅ(プロフ) - mayu11172000さん» コメントありがとうございます♡Part2はまだ下書きの段階なんです…ごめんなさい(><)もう少しお待ちくださいっ！！！ (2022年5月11日 8時) (
レス) id: b8ed25930e (このIDを非表示/違反報告)
mayu11172000(プロフ) - パスワードを教えていただきたいです！楽しみにしています😻 (2022年5月11日 2時) (レス) @page28 id: 1d2423b3c9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あんじゅ | 作成日時：2022年4月1日 2時
