【ワンパンマン】ヒーローじゃないけれど (ページ4)

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4:早くもピンチｯ！！ページ4

え？私が何者か？なぜそんなことを…戦いを見られたからか？

『何者…と言われましても、私はただの一般人ですよ？』

そう、私は『ただの一般人』だ！これは揺るぎない事実！ただの強い一般人、略してただの一般人！！

ゾ「そんな嘘は通用しないぞ」

えっ？嘘？バレてるー？

『おやおや、私は嘘などついておりませんよ？』

ゾ「では、何故ただの一般人がこんなところにいるのだ？何故ただの一般人があの数の怪人を倒せるのだ？何故ただの一般人が俺が動かせない程重い瓦礫を片手でどかせるのだ？はっきりと答えろ」

…えー？やべぇよこの人、めっちゃ的確な質問してくるよ。引きこもりに難しい話しないでくれよ(泣)

『…私がここにいるのはたまたまです。家が近いので散歩していたのです。怪人を倒せたのはあまり強くなかったからです。不意打ちしてボスを倒せば、あとは簡単に倒せました。瓦礫を片手で持ち上げた…と言いましたよね？それは見間違いでしょう。私にそんな力はありませんよ』

ゾ「…」

…黙っちゃったよ。こえ～。こっち見ないで！私はコミュ障なの！！

『…では私はそろそろ失礼します。ごきげんようゾンビマンさん♪』

ゾ「なっ！待てっ！！…チッ」

ゾ(…あの男、何者なんだ…あいつは怪人は強くなかったと言った…だが、あの怪人達は俺を吹っ飛ばすほど力が強く、体も固かった。それを虫でも殺すかのように素手で首をはねるなど…)

ゾ「ただ者ではない…ヒーロー協会に連絡しなくては！」

『あ”ー…ヤバかった～！もうちょっとでバレるところだわー。…あ、家が近いっていっちゃったやんけ……引っ越そう』

ここはZ市でもゴーストタウンの近くらへんだ。ギリギリゴーストタウンに入らない場所なので、怪人も人間もあまりいなくて楽なのだ。

『でもあのゾンビマンってヒーロー、私をめっちゃ疑ってたし、これを期にZ市のゴーストタウンに引っ越すか！お金はゲーム大会やイベントやコミケでかせいで○○○○億円位あるし、ゴーストタウンって面白そう♪』

と言う訳で、

次回

「引っ越しは○通♪」