またね .

#16 佑亮Side ページ16

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北海道でのライブも無事に終了して


次の日の特典会もPR活動もスムーズに終わった




6「 2日振りのAだ〜！！」


5「 Aちゃんきっと待ってるよ 」


2「 もう12時まわってるよ？」


3「 いや、ほら〜Aちゃんは夜行性かもしれないし？ね？」


4「 無理があるな 」


6「 起きてるって 。連絡きたもん 」



家に着くのはきっと1時頃


明日は土曜だけどもう遅いし寝てるかな



そんなことを考えながら家についてドアを開ける


6「 あれ、起きてる？」



リビングのテーブルですやすやと寝息をたてるA



6「 待たせてごめんね 」



「 ん…んぅ〜 。おかえり佑亮 」


6「 ただいま 。ごめんね遅くなって 」


「 ううん、私もさっき帰ってきたし

それより佑亮 、ご飯食べた？ 」



さっき帰ってきたなんて嘘 、バレバレだよ？


僕のことを1番に考えてくれる


そんなAが好きで好きで愛おしくて



2日会えてなかったのもあって


台所へ向かう途中のAを


いつもより強く抱きしめた



「 佑亮、苦しいよ 」



6「 いいの 」




すき



すきだよ



だから



遠くへなんていかないでね




この間の海との会話で


なんとな〜くだけど予想のついた話


こんなこと言ったら重いと思われるのかな



6「 すきだよ 」


「 ん、知ってるよ？」


6「 …へへ 、やっぱり？」



いつも本当のことを言えない僕は



弱虫だ


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