Ψ後の晩餐5

第204χ ページ25

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｢わっ？！｣

｢パパおかえりなさい！！｣
｢お父さんおかえりなさい！｣

｢そして……｣

｢お誕生日おめでとー！！｣
｢お誕生日おめでとうございまーす！｣


父の誕生日当日
クラッカーの音で驚いた父は、その言葉を聞いて喜んでいた


｢えー？！ちょまー！聞いてないよーちょまーこれ！｣


ウザイ程に


｢えー！料理も凄い豪華じゃーん！ケーキもあるし！ちょまー！｣

｢Aちゃんと2人で作ったのよ！｣

｢えー？！2人ともありがとうー！｣

｢お父さんの誕生日ですから〜へへ｣

｢フフフ……実はそれだけじゃないの……何とパパに……プレゼントも用意してあるのー！｣

｢えー？！プ、プ、プ、プレゼントォー？！ちょまー！何コレー？！｣


その"ちょまー！"っていうの止めろ

そういえば結局何にしたんだろうか……


｢ちょっと大きいからあっちの部屋にあるの｣


母が別室を指さした


……え？大きいって……まさか……


｢ほら、見て見て！｣


別室に行き、またも指さした先を見ると


｢じゃーん！！ショーケースよ！｣


な、なにィ？！


｢……！｣

｢ほらパパお人形さんたくさん持ってるでしょ？！だからああいう飾れる棚があったら……。……？あれ？もしかして嬉しくなかった？｣

｢え？！いやそんな訳ないじゃないか！！……そうだ！ママも明日誕生日だろ？！僕からもプレゼントがあるんだ！｣

｢えー？！ほんと？！｣

｢今取ってくるよ！｣


……まさか結局これを買うとはな


｢ショーケース、こんなに大きかったんだね……｣

《しかし父の方はさすがに他のやつに……》

｢いや〜ちょっと重くてさ〜｣


2人で父の方を振り向いた

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