Ψ後の晩餐4

第138χ ページ8

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8月31日
遊園地についた
勿論、ゆうたとAさんと一緒だ


｢あっ、斉木くー…ええっ？！Aちゃん？！と、ガ……ゆうたくん？！｣

｢ご、ごめんね……斉木くんに誘われて……｣

｢い、いいのよ！行きましょ！｣
(斉木が？！どうしてAちゃんを？！)

｢早く行こ！ピーチTガール！｣

｢うん！行こっか！｣


そっちは迷子センターだ


｢ゆうたくんは何処に行きたいの？｣

｢僕サイダーマンのショーが見たいんだ！｣

｢サイダーマンかぁ！いいねぇ！ふふ｣

｢Aおねえさんサイダーマン知ってるの？｣

｢あんまり知らないんだけど、なんかグッズ売ってたら買ってあげるね！｣

｢やったー！！｣


ほう、Aさんは子供が好きなのか

Aさんとゆうたが手を繋いで前を歩くなか、隣の照橋さんから異様な空気が漂ってくる


(はぁ〜〜あ。マジありえない。ありえないわー……私と2人っきりだと緊張しちゃうのわかるけど……普通連れてくる？！しかも他人の子でしょ？！)


否定は出来ないな
緊張する訳では無いが


(私の計画ではジェットコースターで3おっふ、お化け屋敷で7おっふ、観覧車で38おっふは見込んでたのに全てのパーよ！！)


本当に連れて来て良かった

やはり照橋さん相手にゆうたは効果てきめんだな

それしてもAさんと照橋さん……
子供に対する思考が天と地の差と言っても過言ではないな……



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｢ゆうたくん！始まったね！サイダーマンのショー！！｣

｢わーい！楽しみー！早く出ないかなーサイダーマン羅夢音！｣

｢ゆ……ゆうたくんはこのヒーロー大好きなんだね……｣

｢うん！だーいすき！！｣

｢心美ちゃん、ゆうたくん楽しそうだねぇ｣

｢そ、そうね、楽しそう……｣
(はぁ……何で私がこんな興味無いショー見ないといけないのよ……あっ！でも待って！そうよ！見てる間に斉木と2人っきりになれるチャンス……)


そうはいかないんだな


｢ねぇ斉木く……｣
(録画してるー！！)


｢た、大変だ！！Lジンジャーがこっちに来るよ！！｣

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