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第136χ ページ6

その後暫くしてAさんと鳥束の様子を見に行った


「何かあったら言ってくださいね!俺が守るッス!」

「ほんとに守ってよ?!私ほんとに怖いから!」

「ま、守るッスよ……そんな勢いで来なくても……」


明らかにAさんの方が強そうだぞ


「きゃっ!!」

「おっと危ない」


Aさんが木の根に足を引っ掛け、コケそうになった所を鳥束がキャッチした
いい感じじゃないか


「ダメッスよ〜ちゃんと足元見ないと。山道なんスから」

「あ、ありがと…………」

「さて、行きますよ」

「とっ……鳥束くんは怖くないの?」

「言ったろ?寺生まれだってさ……」

「……あんまり関係なくない?あ、待ってよ〜っ」


フッ……ここで流されないのがAさんだな

……しかし鳥束とAさんが一緒にいると何故かいつも癪に障る
というか鳥束の好きな人に対する態度が癪に障るのか?
謎だな


「ね、ねぇ、袖……掴んでもいい?ごめんね……何だか心細くて…………」

「えっ…………!」
(Aちゃん……)


どこ握ってんだ最低か


「い、行こうか……」

「うん!……なんでズボン握ってんの?トイレ行きたいの?」

「あぁいやっ……!!」


全く……恐ろしいやつだ


「斉木」


海藤か……早いな


「何だ……もう追いついちまったか」


前が出発してから10分待つはずだったのに怖くてすぐ来たなコイツ


「フッわかってはいたが何も出ねぇな……全くガッカリだぜ」

「そんな事ない……っ!いるわ……っ!!」


お、夢原さんもついに見えるようになったか?


「……ほら……見て……あそこ」

「え?!いやだ見ない!!」

「イノシシ……」

「イノシシかよ!!」

「やだ〜!海藤くんこわ〜い!知予を守ってぇ〜!!」

「ぅおっ!?ゆ、夢原さん……っ?!」


ヨダレを垂らした夢原さんに抱きつかれた海藤はイノシシを見直した


「……ってかアレ結構ヤバくね……?」

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設定タグ:アニメ , 斉木楠雄のΨ難 , 斉木楠雄   
作品ジャンル:アニメ
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まつり(プロフ) - 点P撲滅隊リーダー兼隊長兼事の発端者。さん» 読んで下さってありがとうございます!糧になりますー(*´˘`*)頑張ります!! (2021年4月23日 6時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
点P撲滅隊リーダー兼隊長兼事の発端者。(プロフ) - 更新頑張って下さい!! (2021年4月23日 0時) (レス) id: 162be80354 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まつり | 作成日時:2021年3月5日 9時

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