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第147χ ページ17

あの予知のおかげだ
最初は意味がわからなかったが、ここの公園に来てわかった

グローブをつけてボールを持っているなんて野球場でキャッチボールしかない
しかもそのボールが破損しているとなれば制御装置が外されたというのもわかる


それが勝負だと分かった時、Aさんに協力を頼んだ

ここに着いたと同時にAさんは隣の野球部を見てくると言ってマネージャーに話かけ、こっちに来させた
どう話して来させたのかは聞いてなかったが


「あ、さっき戻って行っちゃったんだけど……"あっちにかっこいい兄弟が野球してるよ"って言ったら喜んで"見に行く"って……言ってくれた…………」

「………………」

……………………

「2人でそんな目で見ないでぇぇ!!ごめんなさい!!」


まぁいい
その時にAさんはマネージャー、マネージャーはAさんに見えるよう催眠をかけた

マネージャーがこっちに見に来た時、Aさんはここを出てドッグランに行き、運動が得意そうな犬を探して連れてきた

あとは遠くの方から兄がボールを投げるのを待つだけだ


「お利口さんのわんちゃんだったよ!あのボールキャッチしてねって言ったらすぐに理解してくれた!…………ってあぁ!!飼い主さんにバレる前にわんちゃん帰してくる……!!」

「ワンッ!」


投げるスピードがそこまで早くなかったのが助かったな


「なるほどね〜犬を使うとはね。仲がいいんだね、2人とも。付き合っちゃえば?」


そんなことはどうでもいい
早く制御装置を返せ


「恋愛は苦手なんだったね。Aちゃんも大変な人に目をつけたものだ」


はい、と渡され、制御装置をつけた

はぁ。これでやっと楽になった


「戻りました〜!飼い主さんにバレてて通報されるところだったよ〜えへへ」


ヘラヘラする所じゃないだろ

まぁ僕が連れてこいと言ったんだが


「僕の負けだ。それと、Aちゃん」

「はい?」

「残念だったね。まぁ君にはそこら辺の猿がついてる」

「え?!なんの話ですか?!勝負負けになっちゃったんですか?!あれ?でも今僕の負けだって……」

「さて、ホテルを用意してるから、今日はそこで休んで」

「えぇ?!お兄さん!そこら辺の猿って何?!」

「ほら、君の背中についてるよ」

「えぇ?!嘘だ!!どこですか?!」

「見えないの?そこだよ。ははっ」


Aさんで遊ぶな

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設定タグ:アニメ , 斉木楠雄のΨ難 , 斉木楠雄   
作品ジャンル:アニメ
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まつり(プロフ) - 点P撲滅隊リーダー兼隊長兼事の発端者。さん» 読んで下さってありがとうございます!糧になりますー(*´˘`*)頑張ります!! (2021年4月23日 6時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
点P撲滅隊リーダー兼隊長兼事の発端者。(プロフ) - 更新頑張って下さい!! (2021年4月23日 0時) (レス) id: 162be80354 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まつり | 作成日時:2021年3月5日 9時

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