第526χ ページ30
《この先生は新任で僕の担任だ。いい先生だぞ》
(え……？)
私の左側には保健室の先生、足元には斉木くん、右側には、心配そうに私を見つめる先生
《真面目で先生の鑑と言っても過言ではない》
｢…………｣
そう言われれば、今までの出来事は全て私の勘違いだったかもしれない
本当はいい先生なんだ……
そう考えれば、変態には見えなくなってきた
｢はい、終わり。腕に怪我をしただけね。頭は何でもないわ。怪我も無し｣
｢そ、そうですか……良かったね｣
｢はい！ありがとうござい……ま…す……｣
ニタァ…と笑われ、引いてしまった
変態に見えなくなってきた………というのにはまだ早いかもしれない……
《まぁ……顔がちょっとアレだが……》
｢僕は井口工。斉木くんの担任だ。よろしくね｣
｢いぐちたくみ先生……よろしくお願いします｣
《言葉での紹介で良かったな》
(どゆこと？)
｢君の学校に謝罪を……｣
｢あぁこんなのでしなくて大丈夫ですよ！腕の軽い怪我ですし……！｣
いつの間にか保健室の先生に手当をされていた腕を見せ、ニコッと笑った
｢本当かい？それなら良いんだけど……改めて、ウチの生徒が申し訳ない｣
｢いえいえ……！｣
深々と頭を下げられ、逆にこっちが申し訳なくなる
｢さっきも言った通り、私の友達だったので後でガッツリと何か奢ってもらいます｣
《シメておきますだろそこは》
｢斉木くん、帰りのホームルームは灰呂くんが代わりにやってくれたのかな？｣
斉木くんが頷くと、じゃあ気をつけて帰るんだよと玄関まで送られた
校門を出る時に軽く会釈し、無事に帰路に着く
｢はぁ〜……とんだ災難だったよ……｣
《偶然にも程があるな》
｢なんで鳥束くん飛んできたの？｣
《まぁ大体想像つくだろ》
｢……今日身体測定だったしね｣
なんとなくわかるよ……
鳥束くん……君はいつか捕まるんじゃないかい……？
《ところで身体測定はどうだったんだ？》
｢去年と変わらないよ斉木くんのおかげで｣
《去年はどうだったんだ？》
｢身長は……って危なっ！！体重も言うところだった……！騙したな？！｣
《フッ、騙してはいないだろ》
｢私の体重もう少し軽くならないかな〜斉木くん｣
《出来るがそれ以上軽くしたら浮くぞ》
｢それって褒め言葉……？！｣
《褒めてはいない》
｢えっ？！｣
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八分雨_(プロフ) - まつりさん» レスありがとうございます！！！！もちろん、絶対最後まで見ます！！！無理せずに頑張ってください！！楽しみにしています！ (2021年8月21日 6時) (
レス) id: 1ae85e2dd8 (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - 八分雨_さん» わぁぁありがとうございます……！嬉しいです！！Twitterフォローもありがとうございます！！嬉しいです！ちょっと更新滞ってますが……良かったら最後まで見てやって下さい！ (2021年8月21日 5時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
八分雨_(プロフ) - 更新頻度めちゃくちゃに高くて今まで読んだ中で一番だったと思います！新参者ですが企画等、ぜひぜひ参加したいなと思いました！更新無理せず頑張ってください！小説のプレゼント企画すごく賛成です！長文失礼しました！ツイ名は八況です！よければ仲良くなりたいです！ (2021年8月20日 21時) (レス) id: 1ae85e2dd8 (このIDを非表示/違反報告)
八分雨_(プロフ) - こんばんわ！こちらのシリーズ小説通しで読んで楽しませていただきました！原作のものを少しずつ変えて書くのってすごいことだと思うので、めちゃくちゃ感動しました…！所々のお知らせ等も読ませていただき、Twitterの方もフォローさせていただきました！ (2021年8月20日 21時) (レス) id: 1ae85e2dd8 (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - え？さん» わぁいありがとうございます！！長いですからね……お疲れ様でした！最近更新が止まっててすみません……これからも頑張ります(*^^*) (2021年8月18日 10時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まつり | 作成日時：2021年7月3日 9時
