第518χ ページ19
｢それなら何とかしてよ！てかアタシはなんで連れてこられたん？…………！！｣
《噴火を止める事は出来るが物凄く危険だ……》
｢だがお前が傍にいるだけで俺はもっと強くなれるんだぜ……！…………もう、ばかっ…！……的な？！｣
《馬鹿》
｢馬鹿｣
《噴火を止めるのにお前の協力が必要だからだ》
｢アタシの……？！いやアタシ予知しか出来ねーからムリムリ！！噴火する場所なら探せっけど……もう知ってんでしょ？｣
《あぁ、ちょうどお前が今立っている真下からだ》
｢うわっちょ？！｣
｢あはははっ！｣
｢笑ってんじゃねぇ！｣
《僕が知りたいのは最初の噴火場所じゃない。2回目の噴火場所だ》
｢2回目？……いや2回噴火する予知なんて視えねーケド……｣
《正直に言えば──噴火を抑えるだけなら前回でも、なんならもっと前からでも出来たのだ》
｢えっ？！そうなの？！前は力不足だって……｣
《物理的な意味じゃない。作戦を考えていなかったからだ》
｢なるほど……｣
《話は戻るが、僕がそうしなかったのには理由がある。それは単純な話それで終わらないからだ》
｢ドユコト…？｣
《もし強引に噴火口を抑えつけたらどうなるか？答えは"別の場所から噴火する"。1度爆発したエネルギーはそう簡単に止まらないのだ》
｢なるほどね……｣
《そこでお前の出番だ。僕が抑えつけた後その場所を予知して欲しい。今はまだ視えなくても抑えた直後なら視えるはずだ》
｢……確かにそれなら……ってちょい待ち！それ意味無くね？噴火を止めにいくんでしょ？そしたらホラ、最初の方がお留守じゃん。結局そこから噴火しね？｣
《そんな事は百も承知だ》
｢じゃあどうすんのよ？｣
"至って普通の話だ"と片方の制御装置を外した斉木くん
ついにアレを見るのか……
《僕が両方とも塞げばいい。"バイロケーション"、つまりダブルでな》
｢ダブル……？！｣
ダブル……
私のトラウマになった超能力
何故トラウマになったか──
それは斉木くんが練習でダブルをたくさん出した日の事
私は斉木くんが部屋でたくさんダブルを出し、1人をおつかいに行かせている事など知らず、斉木くんの家に来た
玄関の前で斉木くんに"入るよ〜"と伝えた所、テレパシーで"今忙しいから先に部屋に行っていろ"と伝えられ、斉木くんの部屋の前まで来た
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八分雨_(プロフ) - まつりさん» レスありがとうございます！！！！もちろん、絶対最後まで見ます！！！無理せずに頑張ってください！！楽しみにしています！ (2021年8月21日 6時) (
レス) id: 1ae85e2dd8 (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - 八分雨_さん» わぁぁありがとうございます……！嬉しいです！！Twitterフォローもありがとうございます！！嬉しいです！ちょっと更新滞ってますが……良かったら最後まで見てやって下さい！ (2021年8月21日 5時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
八分雨_(プロフ) - 更新頻度めちゃくちゃに高くて今まで読んだ中で一番だったと思います！新参者ですが企画等、ぜひぜひ参加したいなと思いました！更新無理せず頑張ってください！小説のプレゼント企画すごく賛成です！長文失礼しました！ツイ名は八況です！よければ仲良くなりたいです！ (2021年8月20日 21時) (レス) id: 1ae85e2dd8 (このIDを非表示/違反報告)
八分雨_(プロフ) - こんばんわ！こちらのシリーズ小説通しで読んで楽しませていただきました！原作のものを少しずつ変えて書くのってすごいことだと思うので、めちゃくちゃ感動しました…！所々のお知らせ等も読ませていただき、Twitterの方もフォローさせていただきました！ (2021年8月20日 21時) (レス) id: 1ae85e2dd8 (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - え？さん» わぁいありがとうございます！！長いですからね……お疲れ様でした！最近更新が止まっててすみません……これからも頑張ります(*^^*) (2021年8月18日 10時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まつり | 作成日時：2021年7月3日 9時
