第339χ ページ17
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｢ここが例の廃ビルか……確かにすげー不気味ッスね……｣
｢こ、怖いよ〜斉木くん……｣
｢おいおいAさん。こ、これくらいでビビってどうすんだよ……なぁ？斉木……｣
2人ともシャツが伸びるから引っ張るのやめて貰えるか？
｢よしとりあえず入ってみますか｣
｢えぇ？！入るの？！｣
｢開いてるかしら？｣
｢えぇ？！開いてるの？！｣
《君ほんとなんで来たの？》
5人で中へ入ろうとすると、1人だけ後ろに残っている万城乃さんに気付いた
僕が振り返ると、Aさんもそれに気づく
｢ありすちゃん、行かないの？｣
Aさんがそう声をかけると、ガタガタ震え出した
｢行っちゃダメ……｣
｢え？｣
｢……ここは遊び半分で立ち入ってはいけない場所よ……行ってはだめ……入口からおびただしい数の霊がこっちを見てる……引き返しましょう……｣
｢ひぃっ……！怖い！！｣
お前それ言いたいだけだろ
Aさんが余計怖がってめんどくさいからやめてくれ
《シャツ引っ張り過ぎだ》
(ごめん、でも怖い……！)
その後も万城乃さんは色々言っていたが、結局みんなで中へ入る事になった
｢うわっ、暗ぇーッスね〜｣
｢前がほとんど見えないわ……｣
｢あっ……か、懐中電灯付けないと……ま、まぁ別に怖い訳じゃないが、あ足元とか危ないからな……！｣
｢きゃああああっ！！｣
｢うわぁい？！どどどどうしたAさん！｣
｢誰かに背中触られたぁっ……！｣
｢なっ？！｣
……チッ、少し遅かったか
｢ってあれぇ？！俺の懐中電灯が無い！！｣
悪いがそれは使わせて貰ったぞ
｢とりあえず携帯のライトつけよう……！｣
携帯のライトをつけた夢原さんと海藤
｢……きゃああああ鳥束くん血だらけで倒れてるー！！｣
｢うわぁぁぁ懐中電灯血だらけで壊れてるー！！｣
｢……斉木くん、もしかして背中触ってきたのって……｣
《あそこで死んでるやつしかいないだろ》
｢守ってくれてありがとう……｣
《少し遅かったけどな》
ま、あんな明るいライトじゃ人が集まってくるし壊れたのは好都合だな
それより……どうだ？
｢……いやダメッス。ケツ触ろうとしたんですが暗くて背中の方を一瞬触れただけで……｣
次やったら頭が吹っ飛ぶぞ
それは最寄りの交番で話せ
そんな事を聞いているんじゃない
何か異変を感じないか？
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まつり(プロフ) - ueioeaiaaさん» わぁぁっありがとうございます！！私も記号を使った表現が好きではなくて……そこは気をつけております！そんなに見て下さってるんですか？！嬉しいです！！ありがとうございます(T_T)更新頑張ります！ (2021年5月8日 15時) (
レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
ueioeaiaa(プロフ) - 斉Ψの小説で1番好きです！！キャラ保ったままで記号を使った表現(//など)もしていなくてとても読みやすいし面白いので何周もしてますほんとに大好きです！これからも更新がんばってください！応援してます! (2021年5月8日 15時) (レス) id: 7cbecda02e (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - 宇宙さん» ほんとですか？！ありがとうございます(T_T)！！過去一て……過去一て！！めちゃくちゃ嬉しいやつじゃないですかァァァ！！笑 ありがとうございます！是非短編も読んで頂けたら嬉しいです！！これからも是非見てやって下さい(T_T)！ (2021年5月3日 23時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙 - めちゃくちゃ面白いです！！過去一ハマりました！！まつりさんの他の小説も読んでみます！！！！！！！！！ (2021年5月3日 22時) (レス) id: b45fcda432 (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - わがはいはぬこさん» わー凄く嬉しいお言葉です！！(＞＜)ありがとうございます！！そんなお褒め頂けたら頑張っちゃいます！笑 ありがとうございます！ (2021年4月25日 10時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まつり | 作成日時：2021年4月25日 9時
