第338χ ページ16
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「もう真っ暗だね〜!何かあったら守ってね斉木くん……」
来るんだ
《てっきり来ないと思っていたが》
「今日はたくさん人数いるし、前のピアノ事件で初めて霊見た時に綺麗な女の人だったからそんなに怖いイメージも無くなったしね!」
鳥束の守護霊を見たら燃堂と間違えてびっくりするのか顔面が怖くて泣くのか見物だな
まぁ後者だろうな
Aさんとしばらく歩いていると、前の方に既に集合している皆が見えた
「おーいみんなー!!」
「あ!Aー!」
「Aちゃーん!!」
「フッ、これで全員集まったな」
「斉木さん遅いッスよ!」
《ちょっと野暮用があってな》
「野暮用?」
「あぁ!だから私と斉木くん違う場所で待ち合わせだったんだ」
《これから行く廃ビルの下見をしてきた》
「行ってきちゃったんスか?!」
「行ってきちゃったの?!」
《もし不良でもたむろしてたら面倒だから一応な。まぁ特にいなかったがな。一応ホームレスが1人住み着いてたから追い払ったが》
「噂の人そいつじゃない?!解決しちゃったよ!!行く意味無いじゃないッスか!!」
「鳥束くんそんな大きな声出したらあの3人に聞こえちゃうよ……っ!」
奥の方では海藤と万城乃さんと夢原さんが楽しそうに話している
海藤の持っているデカい懐中電灯を付け遊んでいた
《何が原因かわからないがビルに入った時不思議な感覚があった》
「えぇ?!何っ?!怖い……!」
《あのビル……本当に何かあるかもな……》
そう伝えた所で、奥で遊んでいた3人に早く行こうと声をかけられた
「よーし!じゃあ行きますか!」
「「「おー!!」」」
「お〜……」
《なんだ元気ないな。怖いのか?》
(斉木くんがあんな事言うから〜……)
《怖いなら帰ればいい》
(ここから家に帰るのも怖いし、行くって言った以上頑張る……!!)
前を歩いていた鳥束は、テンションが下がっているAさんに気づき隣に行った
「Aちゃん、怖いんスか?」
「う、うん……行くって言ったのはいいけどやっぱり怖くて……」
「大丈夫ッスよ!俺が守っ「あ、Aさん……言い遅れましたが万城乃亜リ栖です……」
「それわざわざ今言わなくて良くない?!」
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まつり(プロフ) - ueioeaiaaさん» わぁぁっありがとうございます!!私も記号を使った表現が好きではなくて……そこは気をつけております!そんなに見て下さってるんですか?!嬉しいです!!ありがとうございます(T_T)更新頑張ります! (2021年5月8日 15時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
ueioeaiaa(プロフ) - 斉Ψの小説で1番好きです!!キャラ保ったままで記号を使った表現(//など)もしていなくてとても読みやすいし面白いので何周もしてますほんとに大好きです!これからも更新がんばってください!応援してます! (2021年5月8日 15時) (レス) id: 7cbecda02e (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - 宇宙さん» ほんとですか?!ありがとうございます(T_T)!!過去一て……過去一て!!めちゃくちゃ嬉しいやつじゃないですかァァァ!!笑 ありがとうございます!是非短編も読んで頂けたら嬉しいです!!これからも是非見てやって下さい(T_T)! (2021年5月3日 23時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙 - めちゃくちゃ面白いです!!過去一ハマりました!!まつりさんの他の小説も読んでみます!!!!!!!!! (2021年5月3日 22時) (レス) id: b45fcda432 (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - わがはいはぬこさん» わー凄く嬉しいお言葉です!!(><)ありがとうございます!!そんなお褒め頂けたら頑張っちゃいます!笑 ありがとうございます! (2021年4月25日 10時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まつり | 作成日時:2021年4月25日 9時