第367χ ページ45
これは……私が勝ったら斉木くんにぎゅーされるし、私が負けたら斉木くんにぎゅーする……
ホントに私にしかメリット無いけど盛大にくっつけるチャンス……！！
予知してない限り打ち上げないと落ちてくる場所はわからないはず……！
｢これはアタックちゃあああんす！！！｣
《言っちゃってるな》
しめしめと早速パラシュート花火に火をつけた
｢行くよ斉木くん！！｣
パンッ！と打ち上がり2人で上を見る
いや全ッ然見えな！！
パラシュートが開くと、蛍光黄色がなんとか見える
私は上を見ながらパラシュートの後をフラフラと追いかけた
｢うわ、え、あっち？……いやこっち？！｣
《客観的に見るとヤバい奴だな》
そんな事を言う斉木くんは全くもって動かない
いいもん私が……！！
ここか！！
そろそろ着地点が予測出来る……！
上を見ながらその場所へ軽く走った
｢取るぞぉっ！｣
《あ、おいバカッ！》
｢え？｣
斉木くんが目の前に瞬間移動してきた所で、私は片足を踏み外し斉木くんを押し倒す状態でどこかに2人で落ちてしまった
《超能力を使う暇も無かったな……》
｢冷たぁ……ごめんね、大丈夫？｣
顔を上げると、私は斉木くんの上に抱っこ座りされている状態だった
｢わっ、ご、ごめん……｣
《大丈夫だ》
｢良かった……｣
《…………》
｢…………｣
《んでよけないんだな》
よけないでしょこんな美味しい状況……！！
｢それよりここは……池かぁ｣
《全くちゃんと下を見ろ》
幸いここの池には睡蓮が浮かんでいるだけで生き物もいないし、いつも掃除しているから綺麗だ
水深も深くない
お互い怪我しなくて良かった
｢びちょ濡れになっちゃったね、ごめんね｣
《別に構わない》
｢ん？｣
耳元でカサっと音がし、降ってきたパラシュートが私の頭の上に着陸
そのまま頭を滑り落ちてきたパラシュートは私の濡れてぐちゃぐちゃの髪の毛に引っ掛かった
｢引っかかっちゃった……いてて……｣
暗くてよく見えず、中々取れない
すると斉木くんの手がスッと私の頭に伸び、パラシュートを取ってくれた
｢あ、ありがとう……っ｣
私の横髪がほっぺに引っ付き、それをつッ…と耳にかける斉木くん
ビクッとなった私に、斉木くんの手もピクリとなり、停止した
｢斉木くん…？｣
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まつり(プロフ) - ueioeaiaaさん» わぁぁっありがとうございます！！私も記号を使った表現が好きではなくて……そこは気をつけております！そんなに見て下さってるんですか？！嬉しいです！！ありがとうございます(T_T)更新頑張ります！ (2021年5月8日 15時) (
レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
ueioeaiaa(プロフ) - 斉Ψの小説で1番好きです！！キャラ保ったままで記号を使った表現(//など)もしていなくてとても読みやすいし面白いので何周もしてますほんとに大好きです！これからも更新がんばってください！応援してます! (2021年5月8日 15時) (レス) id: 7cbecda02e (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - 宇宙さん» ほんとですか？！ありがとうございます(T_T)！！過去一て……過去一て！！めちゃくちゃ嬉しいやつじゃないですかァァァ！！笑 ありがとうございます！是非短編も読んで頂けたら嬉しいです！！これからも是非見てやって下さい(T_T)！ (2021年5月3日 23時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙 - めちゃくちゃ面白いです！！過去一ハマりました！！まつりさんの他の小説も読んでみます！！！！！！！！！ (2021年5月3日 22時) (レス) id: b45fcda432 (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - わがはいはぬこさん» わー凄く嬉しいお言葉です！！(＞＜)ありがとうございます！！そんなお褒め頂けたら頑張っちゃいます！笑 ありがとうございます！ (2021年4月25日 10時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まつり | 作成日時：2021年4月25日 9時
