第352χ ページ30
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｢うおおー！！出来たー！！｣
《やれやれ……やっと完成か》
｢完成したねー！｣
目の前には、カーテン付きのオシャレな秘密基地2が出来ていた
木の上にあると余計オシャレに見える！
｢すげー！1日で出来ちゃったよ！！｣
｢いや〜やれば出来るもんだな〜｣
(でもこれ人乗ったら崩れないかな？)
《崩れる。まずこんなもんが1日で作れる訳が無いだろう》
(え)
《いくら建築技術が進んだ世界とはいえ素人じゃ数日はかかる。つまり僕が超能力で支えている》
(そうだったの？！何だ結局は斉木くんも力貸してくれてるんじゃん、ふふ)
《別に協力した訳じゃないぞ。明日も明後日も付き合うのはごめんだからな》
素直じゃないなぁ
優しい
｢いや〜でも悪くねぇな｣
｢え？｣
｢確かにチビの言う通りだぜへへっ。やっぱ自分で作ったモンはすげーいいよな｣
｢私も思う！凄く楽しかったし、達成感が凄いね！｣
海藤くんと窪谷須くんは顔を見合わせ嬉しそうに微笑んだ
｢よっしゃ！早速入ろーぜ！！｣
｢入るー！｣
《やれやれ本当…………ん？》
私も拳を上げた所で、燃堂くんがポケットを漁る
｢お？｣
｢あん？どうした燃堂｣
｢いや、っかしーなぁポケットに入れといたのに……いやさっき見つけたんだよ｣
そう言えば斉木くんさっき"ん？"って言ってた様な…………
そう思い斉木くんの方を見た
｢クワガタ！基地で飼おーと思ってよ｣
｢斉木くん……！｣
斉木くんのほっぺにはクワガタがついていた
斉木くんは放心状態の顔をしている
これはヤバい……
私の声で斉木くんを見た燃堂くん
｢お！そこにいたか……おぉ？！｣
斉木くんはフラリと倒れた
虫苦手だもんね…………
｢どーした相棒ォ？！｣
その時、ビキッという音になんとも嫌な予感がした
みんなで音の方へ振り向いた瞬間、下の秘密基地に上の秘密基地が崩れ落ち、全てがぐしゃぐしゃに潰れた
｢｢｢｢………………｣｣｣｣
まさか軽く思った"虫がひっつく呪い"が本当にかかるとは……
しかもこんな時に……
まだみんなボーッとしている間に、倒れている斉木くんの横に来て顔を覗き込んだ
(顔真っ青……ごめんね、私が虫がひっつく呪いなんてかけたから……あ。)
しまった！！
言っちゃった……！！
斉木くんは物凄い顔で私を睨む
(ご、ごめんなさい……！！)
その後私が頬を抓られたのは言うまでも無い
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まつり(プロフ) - ueioeaiaaさん» わぁぁっありがとうございます！！私も記号を使った表現が好きではなくて……そこは気をつけております！そんなに見て下さってるんですか？！嬉しいです！！ありがとうございます(T_T)更新頑張ります！ (2021年5月8日 15時) (
レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
ueioeaiaa(プロフ) - 斉Ψの小説で1番好きです！！キャラ保ったままで記号を使った表現(//など)もしていなくてとても読みやすいし面白いので何周もしてますほんとに大好きです！これからも更新がんばってください！応援してます! (2021年5月8日 15時) (レス) id: 7cbecda02e (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - 宇宙さん» ほんとですか？！ありがとうございます(T_T)！！過去一て……過去一て！！めちゃくちゃ嬉しいやつじゃないですかァァァ！！笑 ありがとうございます！是非短編も読んで頂けたら嬉しいです！！これからも是非見てやって下さい(T_T)！ (2021年5月3日 23時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙 - めちゃくちゃ面白いです！！過去一ハマりました！！まつりさんの他の小説も読んでみます！！！！！！！！！ (2021年5月3日 22時) (レス) id: b45fcda432 (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - わがはいはぬこさん» わー凄く嬉しいお言葉です！！(＞＜)ありがとうございます！！そんなお褒め頂けたら頑張っちゃいます！笑 ありがとうございます！ (2021年4月25日 10時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まつり | 作成日時：2021年4月25日 9時
