第274χ ページ48
《幽霊はそんな命令にも従うようになったのか?》
「ふふ……昔とは違いますよ。こっちには交渉材料が出来ましたから……命令通り動く代わりに……うっ!!」
「鳥束くん?!」
「もぽっ」
「え」
いきなり奇声を発し騒ぎ立てる鳥束に、Aさんも相卜も引いていた
僕はもう見慣れているが気持ち悪いと思うのは相変わらずだ
「……っ……!フゥ……。……わかりましたか?……斉木さん……こうして身体を貸すことと引き換えにパンツの色を教えてもらったんスよ……!」
そこまでして聞きたいだろうか
「う、うわぁ……」
「つかコイツガチモンのやべー奴じゃん……切った方がいいよ」
百理あるわ
「さぁこれが俺の能力ッスよ!!次はアンタの番ッスよ!!おッぱいネーチャン!!」
「あーアタシ?アタシは占いよ!過去も未来も何でも上等!言っとっけどアンタとは完全レベチなんでシクヨロ!」
そこから相卜の超能力の説明が始まった
人の不運には一定の波があり、大きい幸運には大きい不運というように、プラマイゼロで収束する様になっているらしい
それに不満を垂らした鳥束と相卜の言い合いが始まった
「よぉしじゃあどっちが斉木さんのサイドキックにふさわしいか勝負ッス!」
「上等!!やってやんよ!!」
「2人とも周りに気をつけてね〜」
さてコーヒーゼリーも食ったし帰るか
《帰るぞ》
「あ、うん!いいの?2人とも置いていって」
《構うな》
ガタッと席を立ち、無駄な時間だったと思ったその瞬間、横になにか蠢くものを見つけた
これは…………!!
《ぬわっ!!》
「斉木くん?!」
「?!」
「どうしたの?!」
床に尻もちをつき、窓を見るとやはりGだ
「うわっゴキブリだ!!」
「ゴキブリいやぁああっ」
「はー?うわガチだ。いやでもチキり過ぎじゃね?」
「ばーか!斉木さんは失禁する程虫が苦手なんスよ!!」
してない……
「よしあの虫退治した方がサイドキックな!!」
「はぁ?!ちょっと待ってよ!!」
「斉木さんとAちゃんは下がってて下さいッス!」
鳥束は虫が平気なやつに憑依し、素手で挑む
素手とか想像しただけで鳥肌が立つ
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まつり(プロフ) - とんこつさん» 朝イチでおはようございます。笑 そんな大優勝なんて申し訳ないです……!自分から言っといて何言ってんだって話ですよね笑 今日シリーズ7に移行しますので、良かったらそちらも見て欲しいです……!本当に読んで頂きありがとうございますo(^▽^)o (2021年4月11日 6時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
とんこつ - 夜中にこんばんは(控えめ)はい!まつりさんが大優勝ですよ!!ありがとうございます(*^▽^*) (2021年4月10日 23時) (レス) id: ce3e3c4100 (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - とんこつさん» こんにちは!読んで頂いてありがとうございます!……朝まで?!お身体が心配です……!と思う半面"朝になりました"で笑ってしまいました笑 過去1……!これは私優勝でいいですか?!笑 こちらこそありがとうございます!更新頑張ります!! (2021年4月8日 11時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
とんこつ - こんにちわ!すっごく面白くてずーーっと読んでて朝になりました笑更新頑張ってください!この作品過去1面白いです!ありがとうございます! (2021年4月8日 11時) (レス) id: ce3e3c4100 (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - 玲さん» 初めまして、読んで頂いてありがとうございます!!楽しんで頂けてる様で嬉しいです!まだまだ続きます!!笑 頑張ります!!笑 (2021年4月6日 18時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まつり | 作成日時:2021年3月30日 10時