レトルト ―white day― ページ47
本命・・？の続き(？)です。
――――
今日は、ホワイトデー。モテる男はきっと辛いだろうな・・。
まぁ、俺はモテへんから。
『レトくん！』
この子は俺の幼馴染から彼女になった。
「ん？どしたん？」
『・・ちゅー、してみたい』
・・・ちゅ、ちゅー？！やと！？
俺には難易度が高い・・。
クラスのやつらが茶化すような顔で見てくるし。
特にキヨくんの顔がイラつく。
『・・・ダメかな・・？』
「・・えっと、ダメやないけど・・ここじゃちょっと、恥ずかしい」
『・・ヘタレ』
「・・うるさい」
―――
放課後になり、外を見ると何故か雪が降っていた。
『あ―――――！レトくん、雪降ってる！』
「そうやな・・」
『・・綺麗・・。なんかロマンチック・・。』
うっとり窓の外を眺めるAちゃん。
「せやね」
『・・・そういえば、ちゅー・・今ならできるでしょ？誰もいないし？』
・・うえ？！今・・？！・・ロマンチックやけども？！
「・・えっと。」
『じゃあ、もういいや。キヨくんとこ行ってこよ。』
え、ちょっとちょっと。
「・・・分かった！するから！いかんといて」
『・・おっけー、あー！そうだ！壁ドンしてから、ちゅーして？』
はい？え、キスでも難易度高いのに壁ドンも？！
「・・分かった」
俺はそっと、Aちゃんの横に手を置き・・
軽く触れるようなキスをした。
『・・もう、おわり〜？』
「・・ごめん、今日はこれだけで勘弁してや」
『・・まぁ、いっか。レトくん顔赤過ぎ、私も恥ずかしくなっちゃう・・。』
Aちゃんを見ると顔が真っ赤になっていた。
「・・・Aちゃん、これあげる」
―――
レトくんから手渡されたのは、可愛らしい小包だった。
『・・そっか、今日ホワイトデーじゃん！』
「・・じゃあ、俺はこれで」
レトくんは真っ赤な顔を隠すように、逃げようとした。
そんな彼に私は、壁ドンをかまし半ば無理やり唇を奪った。
「・・はっ！？・・なにやって・・？！」
『いいじゃん別にー？』
―――
「あー・・うけるわーｗレトさんｗ」
「・・は？」
「・・Aちゃんとキスの時・・っく・・」
「・・・見とったん・・？」
「・・うんｗ」
「・・○ね」
＊＊＊＊＊
ホワイトデー過ぎてますね。
女の子はキスよりちゅーって言う方がなんか好きです。可愛い
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まい(プロフ) - へへへぇってなります！頑張ってください！ (2017年3月31日 0時) (
レス) id: 8365df7f18 (このIDを非表示/違反報告)
あるみ＠(プロフ) - メルバさん» 分かりました！コメントありがとうございます！ (2016年9月19日 15時) (レス) id: 819da7e4ce (このIDを非表示/違反報告)
メルバ - 私も、某廃人さんの話見たいです…！初コメ失礼しました！ (2016年9月19日 15時) (レス) id: 88af434ee4 (このIDを非表示/違反報告)
あるみ＠(プロフ) - simezi2♯ミッフィー。さん» コメントありがとうございます！私は書きたいとは思うのですが・・。不快に思う方もいるかもですしね・・迷います・・。 (2016年9月14日 21時) (レス) id: 1b6a5f756d (このIDを非表示/違反報告)
simezi2♯ミッフィー。(プロフ) - コメ失礼します〜。あるみさんの小説をいつも拝見させて頂いてます！前作の方から見ているので毎回更新が楽しみであります！個人的にですが、某廃人さんの小説を見たいと思っております。最終的にはあるみさんが決めるので私はどっちでもいいですね！ (2016年9月14日 21時) (レス) id: 99e2b92fd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるみ＠ | 作成日時：2016年9月11日 22時
