赤髪のとも ―私よりも― ページ36
＊初ともさんなので、口調違うかもです。あとバレンタインのお話です。
私の彼氏は、ともさん。カッコよくて、料理が得意で・・いいところが沢山ある。
『・・ともさん何してるの？』
私はともさんにチョコレートを渡せずにいた。
なぜなら、彼はお菓子作りも上手いからだ。私より絶対上手いじゃん・・。
「ん？お菓子作りだよ？動画に上げる奴、練習してて」
『・・そっか。』
ともさんの手元には、美味しそうなお菓子があった。
「どうしたの？浮かない顔して。」
ともさんは心配してくれたのか、顔を覗き込んできた。
・・！？とっても顔が近いです・・！
『な、なんでもないから・・。』
・・やばい、いつにもなくドキドキしている。
「そう？じゃあ、いいけど」
そう言うと、彼はまたお菓子と向き合った。
むぅ・・なんか妬けちゃうな。お菓子に嫉妬、なんて笑われちゃうかも知れないけど。
私は気持ちが抑えきれなくて、そっとともさんに後ろから抱き付いた。
「！？・・どうしたの？！Aちゃん？！」
驚いたのか物凄く声を張り上げている。
自分でも自分の行動の大胆さに驚いてしまった。
『寂しい。』
あまり気持ちを言葉に出来ず、その一言が飛び出した。
「そっか、ごめんね？お菓子に集中してたから妬いてくれちゃった？」
少し頬を赤らめたともさんは、そんなことを言ってきた。
『うん、ごめんね。』
「・・可愛過ぎだしさぁ、そういうの反則だから。」
へっ・・可愛過ぎとか・・、照れる・・。
『・・・やめてやめて、照れる』
「お？いつも冷静なAさんが〜？照れてるとか、顔見たい」
・・やめて下さい、多分顔真っ赤だし。
『・・それより！お菓子はいいの？』
「うん、もう出来てる。」
もう、出来てるのね。
「Aちゃん、一緒に食べよ？」
『・・あ、うん』
―――
ともさんが作ったチョコはほろ苦くて、でも甘さはあるとても美味しいモノだった。
『・・美味しい。』
私がそう言うと、ともさんは嬉しそうな顔をして
「ありがとう！これね、Aちゃんの為にレシピを自分で作ったんだ！」
・・え、嘘・・。嬉しい。
『ともさん、ありがと！嬉しい』
『・・あのね、ともさん。私もチョコ作ったんだけど・・。食べてくれますか？』
――もちろん！食べるよ！Aちゃんが作ったものなら何でも―――
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まい(プロフ) - へへへぇってなります！頑張ってください！ (2017年3月31日 0時) (
レス) id: 8365df7f18 (このIDを非表示/違反報告)
あるみ＠(プロフ) - メルバさん» 分かりました！コメントありがとうございます！ (2016年9月19日 15時) (レス) id: 819da7e4ce (このIDを非表示/違反報告)
メルバ - 私も、某廃人さんの話見たいです…！初コメ失礼しました！ (2016年9月19日 15時) (レス) id: 88af434ee4 (このIDを非表示/違反報告)
あるみ＠(プロフ) - simezi2♯ミッフィー。さん» コメントありがとうございます！私は書きたいとは思うのですが・・。不快に思う方もいるかもですしね・・迷います・・。 (2016年9月14日 21時) (レス) id: 1b6a5f756d (このIDを非表示/違反報告)
simezi2♯ミッフィー。(プロフ) - コメ失礼します〜。あるみさんの小説をいつも拝見させて頂いてます！前作の方から見ているので毎回更新が楽しみであります！個人的にですが、某廃人さんの小説を見たいと思っております。最終的にはあるみさんが決めるので私はどっちでもいいですね！ (2016年9月14日 21時) (レス) id: 99e2b92fd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるみ＠ | 作成日時：2016年9月11日 22時
