ヒラ ―高嶺の・・― ページ29
＊学パロです＊
・・俺には好きな子がいる。
学校一の美少女で、顔だけでなく全てにおいて完璧で非の打ち所がない女の子。
最上A
「Aさんおはよう！」
『おはよう』
声をかけると決まって破壊力抜群の笑みを見せ、男子の心を打ち抜いていく。
「・・・」
俺は教室の隅で、また声を掛けれずにいた。
・・俺も、話し掛けたい・・。けど、俺みたいな陰キャラが話し掛けたらドン引かれるに決まってる。
＿＿＿＿
・・・次、移動教室か・・。早く行こうかな。
私がふと、教室を見ると机に突っ伏して眠っている生徒がいた。
そっと近づき名前を確認すると 平川と書かれていた。
『・・平川くーん』
苗字を呼んでみたが、彼はスースーと寝息を立てながら気持ちよさそうに寝ていた。
『・・平川くん？』
彼は、私に気づいたのかハッと顔を上げ驚いた顔をした。
「・・・えっ？・・え？！」
『・・・大丈夫・・？』
＿＿＿
俺が顔を上げるとそこには、最上Aさんがいた。
って・・・ええええええ？！なんで最上さんが・・・。
『・・・大丈夫・・？』
・・・・ヤバい・・！近くで見ても可愛い・・・。
「・・・だ、大丈夫で、です・・・ってあれ、みんなは・・？」
『・・・次移動教室だよ？』
・・そうだった・・。絶対変な人だと思われただろうな・・。
「・・・あ、ありがとうございます・・。」
俺がそそくさと教室から出ようとすると、グッと腕を掴まれ
『待ってよー、一緒に行こう・・？』
・・・俺、今最上さんに触れられてる・・？！
ヤバい、これはヤバい。俺みたいな陰キャラが・・。
「最上さん・・」
『・・平川くん、その呼び方嫌なんだけど。』
え？
『・・下の名前がいい。』
可愛い、え？！・・ヤバい。
「じゃあ、Aさん・・で・・」
『うん！』
もが・・じゃなかった、Aさんはまた破壊力抜群の笑みで俺の心を打ち抜いて行った。
『・・・じゃあ私も平川くんじゃなくて、なんか特別なのが良いよね・・・あ！ヒラくんてのはどうかな？』
「・・あ、じゃあそれで」
ヤバい。手が震える・・。
『・・よろしくね、ヒラくん！』
「・・うん、よ、よろしく」
・・・俺は内心寝てて良かったー・・と思うのであった。
移動教室には当然遅れたが・・。
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まい(プロフ) - へへへぇってなります！頑張ってください！ (2017年3月31日 0時) (
レス) id: 8365df7f18 (このIDを非表示/違反報告)
あるみ＠(プロフ) - メルバさん» 分かりました！コメントありがとうございます！ (2016年9月19日 15時) (レス) id: 819da7e4ce (このIDを非表示/違反報告)
メルバ - 私も、某廃人さんの話見たいです…！初コメ失礼しました！ (2016年9月19日 15時) (レス) id: 88af434ee4 (このIDを非表示/違反報告)
あるみ＠(プロフ) - simezi2♯ミッフィー。さん» コメントありがとうございます！私は書きたいとは思うのですが・・。不快に思う方もいるかもですしね・・迷います・・。 (2016年9月14日 21時) (レス) id: 1b6a5f756d (このIDを非表示/違反報告)
simezi2♯ミッフィー。(プロフ) - コメ失礼します〜。あるみさんの小説をいつも拝見させて頂いてます！前作の方から見ているので毎回更新が楽しみであります！個人的にですが、某廃人さんの小説を見たいと思っております。最終的にはあるみさんが決めるので私はどっちでもいいですね！ (2016年9月14日 21時) (レス) id: 99e2b92fd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるみ＠ | 作成日時：2016年9月11日 22時
