【最終兵器俺達】恋愛の攻略本は自分で作りましょう。【キヨ】

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『今日は、本当にありがとう。』

キヨ「おう！また週末な！」

『うん！それじゃ、おやすみなさい！』


玄関越しに手を振り、家に入ろうとするとふいに腕を掴まれ引っ張られた。

『わっ！』

体制を崩し、倒れそうになったが何かに包まれ倒れなかった。


キヨ「昨日、こうやって抱きしめたりしたんだけどなぁw全然満たされないわ、A不足www」

『キヨ…私も昨日キヨに会って、さっきもたくさん話したのに全然、足りないよw』

キヨ「…A。」


私は名前を呼ばれ顔をあげると、少し頬が赤く染まったキヨが見える。


そしてキヨの顔がぐっと近づき、唇が触れそうで触れないところで顔が止まる。


キヨ「大好き…」


キヨがそう言った瞬間、唇が触れた。

『んっ…』

優しくて、甘ったるい。
この雰囲気に酔いしれるような…


そんなキスだった。

少しするとキヨの顔が離れる。
そして、また強く抱きしめられた。


キヨ「離れたくねぇなぁwww」

『私もだよ…』

キヨ「またLINEするから…」

『うん、私からもLINEするよ。』


キヨから離れ、キヨと向き合う。


『それじゃ…また！』

キヨ「おう！」


キヨに笑顔でまたねと言う。
これがいつもキヨと遊ぶときにすること。


キヨに笑顔でいてほしいから


キヨに笑って欲しい時は、私が笑顔になる。


誰かが笑顔なら、笑顔は広がるから。


だから私は笑うよ。

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