#43 -レトルト キヨ- ページ43
番外編です。
レトルトとキヨの想いを書きました。
〜レトルトside〜
今思えばAちゃんを一目見たときから惹かれていたのかもしれない。
俺はAちゃんが大好きだ。
例え彼女が俺のことが好きじゃなくても…。
俺のこと神様扱いだったのにだんだん雑に扱うようになったところも。
レトやんって呼んでくれるところも。
俺よりゲームが上手なところも。
Aちゃんが見せる笑顔がかわいくて。
あるとき最俺のみんなってAちゃんのこと好きなのかなって疑問が浮かんだ。
俺はそれを聞いてみることにした。
王様ゲームというものを利用して。
思った通りだった。
Aちゃんは最俺みんなから好かれていたのだ。
こーすけくんとうっしーはおそるおそる手を挙げていて。
キヨくんフジくんヒラくんはバッと大きく手を挙げていて…。
アブさんもAちゃんのこと好きなんだよね。
もう既に告白してるんだよね…。
…俺勝ち目ないな。
〜キヨside〜
誰よりも1番あいつのことは理解しているつもりだ。
俺の人生のほとんどにAがいて。
あいつが大好きだから時々いきすぎたことをしてしまうのは申し訳ないと思ってる。
けどそうでもしないとAは誰かにとられてしまう。
無自覚でめっちゃモテててかわいくて。
俺なんかじゃ釣り合わないことくらい理解している。
でも…それでもあいつの側にいたいんだ。
今日の王様ゲームでレトさんがした質問。
俺は顔を伏せたふりをしてみんなが手を挙げるの見てたんだ。
…予想通りだけどショックだった。
Aのこと好きな奴が多すぎる…。
でも俺Aのこと絶対諦めねぇから。
例えAに好きな人が出来たとしても俺しか見えないようにしてやる。
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作者名:紫燕-sien- | 作成日時:2019年11月28日 12時