【赤葦京治】社内恋愛【黒尾鉄朗】

9話 ページ9

・・・・ん…？








見慣れない天井。





うちとは違うカーテンの色。





うちとは違う家具。


















___________隣にいる、赤葦くん。









・・・綺麗な寝顔。









・・・っていやいやいや！！！






そんなこと言ってる場合じゃなくて…！！！！！！！







私酔っちゃって…それで…






赤葦くんの家に来たの？





私アホなの？なに年下にお世話になっちゃってんの？





しかもこれから仕事教えて貰うって言うのに…！！！！！







・・・ベッドの上に私も赤葦くんもいたからビビったよ…








私赤葦くんと寝たのかと思ったよ…。









・・・赤葦くん、そんな人じゃないもんね。





電車でいつも守ってくれてる人だもの。







だって私ちゃんと服着てるし、昨日のまんまだから。









現在6:00。









勝手ながらも冷蔵庫を開けた。









「料理するんだ。偉いなぁ」







調味料、野菜、お肉、お魚も。
とりあえずあったから。









・・・おせっかいかもしれないけど。







作らせて貰った。









赤葦「・・・Aさん…？」






どうやら、赤葦くんが起きたみたいだ。






キッチンを離れ、赤葦くんのそばへ駆け寄った。









「お、おはよう…赤葦くん









あの、昨日はほんとごめ________」









そんな私は赤葦くんの腕の中にすっぽりと入った。



細い割に、筋肉質なのが分かる。









赤葦「いなくなったかと思った…」









・・・・と、一瞬焦ったような声をだした赤葦くん。









「朝ごはん作ったから、よかったら食べて…！


私、じゃあ帰るから」









どこか甘い雰囲気に、慣れていないから。





私の顔は赤く染まっていく。









赤葦「獲って食ったりしないから…









一緒に食べよ、お願い









じゃないとAさん食べちゃうけど」









・・・と、艶っぽい笑みと甘い言葉に









____________どんどん溺れていきそうだ。









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平日は更新遅いです、すみません。

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