【赤葦京治】社内恋愛【黒尾鉄朗】

8話 ページ8

・・・すっかり夜になり、ライトで明るくなる街がいつもより綺麗に見えた。












赤葦「・・・Aさん、大丈夫ですか？」








「ふぇー、だいじょーぶだって、えへへ」








・・・明らかに大丈夫ではない。



足もフラフラしながら歩いてて、







俺はまたハラハラするはめになる。









流石におんぶは可哀想だった。







・・・なんて言ったってスカートだから。








「ひゃぁっ・・・」




・・・・その声も色っぽくて。








そう思ってしまう俺はどうにかなってしまってるらしい。







赤葦「・・・ちょっとの間我慢してくださいね」







抱き上げた体は軽すぎて。





・・・なんなんだ、ちゃんと食ってんのか、Aさんは





まさか自分が“お姫様抱っこ”とやらをするとは思いもしなかったけど。






・・・周りも好奇な目で見ているが、気にしない。









相手がAさんだと、別にいいかなと思ってしまったから。









・・・つくづく自分はAさんに甘いと自覚した。









そんな中、俺が理性を切らさずにAさんを運んでると言うのに









Aさんは俺の予想を超えて来る。







・・・俺に抱きついて来るように腕を回すAさん。









「・・・・・っ」









・・・こんな時にとても不謹慎だが









柔らかいそのモノが、押し付けられるようで。









赤葦「ちょ・・・・っ、離れてください、Aさん・・・」





そんな中。Aさんは









すーすーと、









___________可愛い寝顔だ。









・・・もう、俺で遊ばないでくださいよ








俺の気も知らないで。







でも、起こすのはもったいない。










・・・Aさんの家に届けるのが一番なんだろうけど









俺はAさんの家を知らない。















どうしろって言うんだ。









赤葦「・・・・はぁ」









__________しょうがない。









理性抑えられなくなるかもしれないけど___________













Aさん、許して。












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たくさんのコメントありがとうございます…！

文才がないなりに頑張って書きたいと思います！！！

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