32話 ページ35
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・・・・だんだん深くなっていったその行為が終わったと思うともう朝だったが
隣には赤葦君がいない。
・・・そしてなぜかトントントンとリズムのいい音といい匂いが漂っていた。
カーテンから眩しい日差しが零れ、私を起こした。
「ん・・・赤葦くんおはよ……」
そう言い、起き上がる私
赤葦「・・・・・」
無言のまま、私を見つめ、さらには逸らされた。
「・・・・？」
赤葦「・・・見えてますけどいいんですか」
・・・と、そう言われた瞬間に、私はとっさに上半身を隠した。
そうだ、昨日____________
・・・・見られた、完全に見られた。
ありえない、恥ずかしい、恥ずかしすぎてしぬ
赤葦「やめてくださいよ、朝からムラムラするんで」
・・・さらに私は顔を隠し俯くしかなかった。
「朝からそんなこと言わないでよ」
赤葦「冗談ですよ、ほら早く服着て」
全く冗談に聞こえないのは気のせいかな
赤葦「朝食できましたよ」
と、そこには美味しそうな料理。
・・・なんて私はダメな彼女なんだろう。普通こういうのは私が作るものであって…………
そんなことを考えて赤葦くんの作った朝食を口に含むが、私より上手くて
私が作らなかった方が多分よかったなとも思ったりもした。
でもやっぱり、こういうのは私が作りたかった。
「・・・ごめん、朝ご飯ぐらい作りたかったんだけど」
赤葦「無理しなくていいですよ
・・・・・・腰、痛いんでしょ？」
・・・・とフッと笑った。
・・・分かっててそんなこと言ってるでしょ
そうです、腰痛いんです…
赤葦「休んでていいよ」
そう言って私を撫でる赤葦くん。
「・・・・・旦那さんになってください」
とつい口に出してしまったが
赤葦「もちろんですよ」
そう微笑んでくれたことは一生わすれません。
朝から赤葦くんと過ごせる事より幸せなことなんてないなと確信した瞬間でもあった。
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daia-ria(プロフ) - 初めまして。最近このサイトを知り今日一気にこの小説を読みました。ドキドキ////////してよかったです。私は赤葦くんも黒尾くんも好きなので複雑でした・・・番外編などで、赤葦がドＳなところとか読みたいのでよかったら、書いてください！！！お願いします。 (2015年12月8日 20時) (
レス) id: 57bc7189e5 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん２５(プロフ) - 初めまして、お疲れ様です。一気に読ませていただきました。顔がにやけてため息がでます。そして、あたしの中から何かが出て行ってしまったようです。。。？ (2015年11月28日 20時) (レス) id: 2b4bb6ce14 (このIDを非表示/違反報告)
トルティーヤ - な、なんだこれは！！！！！！！！面白すぎる！！！てかイラストのクロかっこよすぎ/////メガネにバンザイ！ (2015年8月25日 10時) (レス) id: 8bedbe429e (このIDを非表示/違反報告)
桜陰 - イラストのクロがかっこよ過ぎて辛い。髪おろしてるクロ好きだ。 (2015年5月12日 20時) (レス) id: 90b9e4c21b (このIDを非表示/違反報告)
塩酸 - イラストがとっても上手ですね！！！ もしよければ、私の小説のイメ画描いて欲しなぁ〜（笑） (2015年4月5日 11時) (レス) id: 141141b8d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ましゅまろ | 作成日時：2014年12月12日 23時
