【赤葦京治】社内恋愛【黒尾鉄朗】

30話 ページ33

赤葦 side







今日はとうとうAさんと初出張で。







「今日はよろしくお願い致します」







と、Aさんはいつにもなく堂々と凛としている。





「こちらこそ、よろしくお願いします」





と、相手の名刺を受け取る。






“長谷川 遊綺”





長谷川「今日はわざわざおいで下さりありがとうございます」





赤葦「いえいえ」





長谷川「取り引き先の会社さんにこんなに美人な方がいるなんて知りませんでしたよ」






と、Aさんに終始デレデレし始める長谷川さんにちょっと腹が立った。






「本当ですか？ありがとうございます」





Aさんもちょっと戸惑いを見せたが、笑顔でそう答えた。






・・・・なんなんだよ。








「・・・では早速始めさせていただきますが_____________」









・





・







・









「・・・はぁ、疲れたね」




赤葦「そうですね」





“結構あの人しつこかったし”






・・・どうやら長谷川さんのことはあまりよく思ってないらしい。







・・・それを聞いて安心した。









赤葦「・・・・・さて、行きますか」








「・・・・・・へ？ちょ、私違うホテルとるから…！！！」









赤葦「・・・・“逃がさない”って











_____________言いましたよね？」









だんだん顔が赤く染まるAさん。









とてもいじめがいがあって、愛おしい。








・・・ゆっくりでいい。









俺のこと、好きになってくれれば。









________________今日の夜は長い。









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次ちょっとピンクかもしれない…！！w


えろいのかきたいですね、たまに。

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