【ハイキュー】女の子扱い【花巻貴大】

女子力 5 ページ5

「あーもう、だから花モテないんだからね！！！！」







ヤケになりました。







「お前よりはモテるわ」







・・・そうだった、こいつ地味にモテるんだった。









そんないい争いの中









先生に名前を呼ばれてしまった









“放課後、旧図書館にある資料5枚ずつ束ねといて”









・・・はぁ？




なんで私なの？暇な奴らそこにいるだろ






「うっわぁ…まじありえねぇ」








旧図書館て、、、埃っぽいとこじゃん。





最悪だ……





「クソ川手伝え」




及川「え、やだ☆」




「やだじゃねぇよ、強制だコラ」




及川「えぇええ、俺らだって部活あるし！！！！！」





・・・うっわ、そうだったわ、




岩泉「行きたいところだけど、すまんな」




「はじめぇええええええええ」





岩泉「うっせ」




・・・・なんか私の扱いひどくない？ほんと




そう思いながら松を見ると





松川「・・・・すまん」





なんかリアルトーンで謝られたんだけど、なんか私がごめん







私マネージャーやっとけばよかった。




私は帰宅部だ、帰宅する部である。



きちんとした部活内容がある。バカにしたやつは許さん。







「ったく…………しゃーねぇか」







今回ばかりは誰も頼れないらしい。




国見も、らっきょも。




花巻「俺に“モテない”って言ったからバチ当たっただけだって」







そうケラケラ笑い出す花。






なんなのコイツ、ムカつくなほんと









・
・
・









放課後になり









岩泉「んじゃ、頑張れよ」



・・・そう言って、私の頭を撫でてた。





「あーもうはじめ大好き、はじめ一番モテるわ」




花巻「・・・俺ら今日は部活早めに終わるから」





「・・・？うん、で？」





花巻「・・・・・・・・“で”って…








俺に言わせんなアホ」









そう言って行っちゃった花。









松川「なんだかんだ言ってAの事好きだよな、あいつ」





「は？」






松川「・・・花は“早めに終わるからお前の仕事も手伝えるからな”って言いたかったんじゃねーの？」


「・・・え」


及川「あ"っ、ちょ時間！！！」




松川「んじゃ頑張れよー」



及川「A頑張って！」









つい嬉しくて、ニヤニヤしそうになるのを必死に抑えた。









____________花の遠回りな優しさは嫌いじゃない。

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