3話 ページ3
黒尾 side
「・・・・はぁー、やっと終わったぁーーー」
・・・・と、腕を伸ばしながら笑顔でそう言った。
・・・笑えば可愛い顔してんじゃねぇか
と、不覚にも思ってしまった。
黒尾「お前この後暇か？」
「暇、だけど」
黒尾「彼氏いなそうだもんな、納得」
「うるさい、あんたもいないくせに」
・・・どうやら俺に敬語を使うのは辞めたらしい。
まぁ、俺にもちょっとは慣れたのか。
黒尾「俺は作らないんですー。お前と違って“できない”わけじゃねぇんだよ」
「うっわ、なにそれウザい」
黒尾「仕事教えてあげたんだからよー、一杯付き合え、な？」
「・・・一杯だけね」
そう言ったAはどこか嬉しそうだった。
それからだ、俺達があのBARで2人でよく飲む付き合いになったのは。
そういえば
あの時もお前は
“スクリュードライバー”頼んでたっけか。
不意に髪を耳にかけるその仕草と
「・・・ありがとう」
・・・照れながらその言葉を俺に言ったことは今でも忘れられない。
“コイツお礼言うんだ”
・・・・可愛いとこあんじゃねぇの？ってな。
そんなAは酒弱いクセに、すぐに酔って隣で寝ている。
黒尾「黙ってりゃあ可愛いのにな」
そう呟いた。
そんな時、
店員「・・・スクリュードライバーの酒言葉は“あなたに心を奪われた”ですね」
と、微笑んだ。
「・・・・へぇ、そうなんすか」
どうせこいつはそんなこと知ってるわけねぇよな。
・・・・・絶対お前なんか好きになるはずねぇって思ってたのによ
知れば知るほど、気づけば好きになっていた。
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虎狼(プロフ) - あれ？これ続かないんですか？すごく気になるので更新してもらえると嬉しいです (2015年8月19日 18時) (
レス) id: 07549a7a27 (このIDを非表示/違反報告)
桜陰 - 青いクロもかっこいい…。 (2015年5月12日 21時) (レス) id: 90b9e4c21b (このIDを非表示/違反報告)
毒林檎(プロフ) - なんかツッキー...フラグ立っとる。w葉月さんとくっつくんですか？なんか嫌だwすみません、生意気な事いって。 (2015年2月22日 22時) (レス) id: 7ee98f96e1 (このIDを非表示/違反報告)
暮愛(プロフ) - ツッキーが葉月とかゆう女とくっつきそうなフラグが立っててイラっとする…。笑 (2015年2月22日 19時) (レス) id: fc31edf46e (このIDを非表示/違反報告)
有紀(プロフ) - ふぁぁぁぁぁ!!((続き気になります!!葉月さん凄く嫌な奴だわ┓(￣∇￣)┏ ←← (2015年2月21日 16時) (携帯から) (レス) id: e1cd6404a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ましゅまろ | 作成日時：2015年1月2日 19時
